経営計画書作りも佳境に入ってまいりました。毎年、経営計画書は今期の反省を元に来期の方針を立てるといったプロセスで作り上げます。が…このご時世なかなか計画通りは進まない実態。まさに
➡ 絵に描いた餅?
➡ 書くことが目的になっていないか?
ここ数年そんなジレンマを感じています。
そんな反省もあり、今年は一か月から二か月前ほど前倒し。いつも以上に時間をかけました。
特に時間かけたのは組織図。なるべく多くの関係者に出席してもらい、お互いの部署の事情、内情を知ってもらい少しでも多くの意見を反映する、そんな時間を例年以上に多く取りました。
きっかけは生産管理システムの変更。仕事のすみわけが変わることもあり再度仕事の洗い出しをしてみようと。ただそれはシステムという道具が変わるにすぎません。
本当の目的はその道具からわかるひとつひとつの仕事の質と中身を知ることで、自分たちの関わる仕事にやりがいを持って欲しいということ。
そのために道具が変わる事をきっかけにして、全社挙げて「仕事に関わる」という共通目標にしたいと思ったからです。
実は社員にとってのやりがいは
➡ お金が欲しい人もあれば、
➡ 好きな仕事をしていたい人
➡ 仕事より自身のプライベートを大切にしたい人
など人それぞれです。
我々経営者は安易に社員満足なんて言葉を使います。確かに僕も長くそれを口にしてきました。しかし全員が社員満足というのは実現できません。
そんな身もふたもないことを 😥
と言われそうですが、代わりに
💡 仕事に充実感や達成感を感じる環境は作れる
と思うのです。
今回、計画作りに時間をかけたのは、作り上げた形ではなくその過程を大切にしたかったから。
だから出来上がった結果よりもその過程に意味があると思っています。
もちろん売り上げ目標も大切ですから必要とする売り上げの根拠も社員目線で伝わるように工夫をしました。後はそれを
😕 どうしたら達成できるか?
を社員目線で考えること。安易に数字を割り振るのでなく、自分たちで具体的な数字を落とし込むことで
😐 絶対に必達する
そんな思いをもってくれればいいなと思っています。その為の全員参加。だから組織図づくりが大切なんです。大切な社風につながりますから。ちなみに弊社の組織図は全員体制のフラット型ですけどね。
そんなこともあり個人的には今年の6月7月は激務!!です。
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