伝えていることの怖さを感じる
多くの場所でお話をさせていただく機会がありますが、最近話していて怖いなと感じることがあります。それは子供たちに話すとき。その様子は下をクリックしてみてください。
教師時代には毎日当たり前のように授業で子供達の前で話をしていました。時間割の中で小学校ならいろんな教科を。中学校なら理科が担当だったので実験の準備などをして授業に臨んでいました。
😥 その時はさほど感じなかった子供たちの視線や反応。
おそらく僕がたまにお話をさせていただく機会は彼らにとっては非日常なんだと思います。見ず知らずの人がやってきて授業をするのですから
😉 さてさてどんな話をするかお手並み拝見
みたいな。だから
🙂 面白いとなれば彼らもノッテきますが
😥 つまらないとなれば遠慮もなく居眠りさえする始末。
もちろんそこまでの生徒さんはいないですが、表情を見れば実に正直な反応です。という事で年に数回ある中学校での授業はいつも以上に神経を使います。
➡ 同じ資料を使い回ししない
➡ その時々の旬となる話を織り交ぜる
➡ 文字情報はなるべく少なく写真などを多用して飽きない工夫をする
➡ 何を伝えたいかを明確にして起承転結を心掛ける。
実はこれって普段の仕事上のプレゼンであったり、お客様に商品やサービスを伝えることに似ていませんか?
ついつい相手も同じ社会人として分かるだろう?ぐらいの感覚で話をしてしまい、こうした当たり前の事を簡略化してしまっていることが多いのではないかなと思います。
大人は
😉 聞くフリをします。
😕 わかったフリをします。
なので伝わったフリをします。
せっかくいい内容も肝心の伝えるところで横着してしまったら。
そんな事を子供達の前で話す時は感じています。実際にかなりの体力を使います。それだけ普段伝わることに相手に依存しているのかもしれませんね。彼らから学ぶことが多いと毎回思う即席先生の感想です。
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