私に何かできることはないか
この言葉は国際後継者フォーラムの二条彪さんが使われる言葉です。後継社長の心構えとしていつも「自問自答しなさい」とこの言葉を使われます。
企業規模の大小に関係なく毎日同じようなルーチンの仕事をすることはまずありません。機械の入れ替えが発生したり期が変われば
➡ 会社の仕組みや人事の異動があったり
そうすることで必ずと言っていいほどいろんな新たな問題が顕在化します。また会社によっては定期的に人事異動をすることで日常的に変化を起こしている会社もあります。その時発せられる言葉は
😕 大変になる
😥 負担がかかることになる
そんな言葉だと思います。
当事者に当たる部署は勿論のこと、中小企業であれば他部署からもその声は発せられます。
昭和の時代であれば一つのビジネスモデルで10年は食べていけたでしょうが、今はそれこそ毎年変わっていかなくてはいけない時代です。そんな状況なので変化することに慣れなくてはいけないのだと思います。その時に会社全体で思わなくてはいけないのは
私に何ができるか
この言葉だと思うのです。
先日友人の会社が大掛かりな引っ越しがありました。その際に、社長が感じたのは社員の動きを見ながら
➡ その人の本質がわかる
ということだったそうです。
私に何ができるか
普段はあまり目立たない人に限ってそれを具現化している人がいる
そんなことに驚いていたそうです。
➡ できなければどうするのか
➡ 混乱したらどうするのか
そんなことをずーっと考えたところで、混乱は必ずあります。それがまた企業活動ですから。
私に何ができるか
それを普通に考えられること、実行できること
その風土を作り上げていくのが自分の務めだと思っています。
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