写真は会社で飾られた短冊…。願い事をかなえた短冊が書き込まれています。本来は「笹飾り」ですが、会社の物は「萬年竹(バンブー)」です。昨日の朝出勤中にたまたまラジオで話題になっていたのを聞き久々に思いだしました。
7月7日が七夕なんて小学校の教師の時には当たり前の行事でした。新一年生が願い事を書いた笹を手に下校していく姿を毎年のように見かけていました。子供のお願いは「○○が買ってもらえますように」とか「足が速くなりますように」とか「25mが泳げますように」と言ったたわいのないものばかり。
もともと中国の節句のひとつですが、日本では年に1度織姫と彦星が会う事を許される日。天の川に橋がかかる事で会うことができるのですが、雨が降ると川の水かさが増し、橋が水没してしまいますので、織姫は渡ることができずお互いに会うことができません。
「星の逢引」であることから、七夕には星あいという名があるそうです。という事でこの日に降る雨は催涙雨とも呼ばれ、織姫と彦星の流す涙ともいわれるなんともロマンチックな話になっています。
昨日はその催涙雨、伝説的には残念ながら会えなかったという事。実際にこの日の降水確率に50%前後と言いますから、思った以上に出会えない年が多いという事ですね。一年間ずっと我慢をして雨であえない…なんてなんともロマンチックな話です。
いまは携帯やメールで好きな時に連絡が取れますので、こんなまどろっこしい事はあり得ません。それだけに「星の逢引」なんて心惹かれてしまいます。ちなみにこの私は…異業種交流に参加するなど普通の現実的な夜でした。
さて、当社の短冊に書かれてあったのは「売上アップで海外旅行」「スポーツカーに乗りたい」写真のように「つらい試練をください・・・???」と現実的なものから意味不明なものまで…。まあ、こうした遊びがある事で当社にとってもいい七夕だったという事で…。
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