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右腕ではなく社員の代表者を作る

社長の仕事

地元中日ドラゴンズは与田監督になってまずまずスタートを切ったものの、このところ連敗続き。ここ数年強いドラゴンズを見ることができません。

チームが上昇中は選手の手柄。連敗が続くと監督の責任。スポーツの世界では勝ち負けが明確ですが、これは経営の世界でも同じことだと思います。

先日もある後輩から愚痴交じりに相談がありました。新たなプロジェクトを立ち上げたものの、途中まではいい感じで進んでいたものが、お客様の事情でまさかの中止に追い込まれたとか。

その原因はあくまで先方の事情。それでも社内からは「これだけのリスクがあるのに今後もやるのか? 😥 」という発言があったとか。

それも発言しているのは当事者ではない他の部署の社員。あるよねぇ、こういうのって。自分は関係していないのに、リスクが発生した時に最もらしい意見を言う人って。もちろん当事者が言えないことを代弁しているつもりだろうけど、でもそのタイミングじゃないな。

お分かりの通り、リスクのない仕事はありません。普段からよくブログで書いているみらい創造を実現しようと思ったら、全く畑違いの分野に足を踏み出すことは当然のことだと思います。よく

社長は孤独

と言います。この意味は字の通りの孤独ではなく、最終決定者は自分であり、その結果責任も自分しかとる人がいないということにすぎません。

新たなことをやることに全員が賛成なんてことはないわけで、上手く言っている場合は黙っていても、上手くいかなければこうした声が上がるのは当然のこと。よく右腕を作るという言葉を聞きます。社長の右腕、片腕、しかしそれは本当にあるのでしょうか?

僕の勉強仲間の一人は

 ➡ 右腕ではなく社員の代表者を作る

という言い方をしています。

どの会社にも幹部社員がいます。彼らにまずは頭で理解を得ること。感情は個人の気持ちですから。そんなアドバイスをしたところ

 😐 強いですねぇ。そんなふうに割り切れなくて。

とくだんの後継者。いやいや決してそんなことではありません。理解してもらったと思っていたら

 😥 足を引っ張られたとか、

 🙁 退社したとか

 😡 影で部下の社員に批判分子として焚き付けていたとか

そんな繰り返しでした。でも大切なことは社員を守っていくことがトップの務め。社業を発展させるために新たな手を打っているのですから。そこは決してブレずに突き進むだけです。

繰り返しの積み重ねが気がつけば少しずつ芯が出来上がっていくわけで。上手くいっていた案件であればリスクに懲りず新たな手を打てばいいのですから。だから最後に

 😉 熱く社員に語ってください

と言っておきました。


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