毎年恒例の内部監査が先週ありました。マルワは品質、環境、情報の三つのISOを取得している会社。30人足らずの社員数での運用はかなりレアなケースです。取得したのが今から17年程目。その時の取得理由は弊社に強みが見当たらなかったから。
🙁 特別な設備がない
🙁 デザインや企画は当時外注
🙁 品質で誇れるものがない
とにかく本業ではないない尽くしでした。
印刷で勝負ができないならだれもやらないことをやろうと考えて取得したのがこのISO。特に環境は弊社の環境活動として、情報はBCP策定にもつながりマルワのCSR活動の大切な柱となりました。
ただこうした活動ができるのは実際にISOの運用が根付いているからです。その根っこにあたるのが内部監査。先日係の社員が朝礼で下記の事を言っていました。
外部審査というのは会社の事情を知らない人が冷静にマニュアルに沿って会社を見て、内部審査は会社の人たちがお互い他部署や関係社外の人たちで会社を見ていくことです
こういう発言を係の責任者として話をしてくれるのは心強いなと思います。
実は弊社からは2名の社員がISOの勉強会に月に2回出かけています。自発的に他業種の人たちと問題意識をもって学んでいるお陰でマルワのISOは「マルワモデル」として日々運用できているのだとありがたい気持ちです。
😕 もう根付いたから返上してもいい
という声が実際にあり返上する会社も多いのも事実です。たしかに根付けば返上することに異論はありません。問題は返上した後にしっかりと維持できるか否かにあります。維持するという事は
😕 提出期限があるからやらなければならない
🙁 発表があるから記録を残さないといけない
と。人は追われるからやることはたくさんあります。
弊社もいまの状況ならひょっとしたらISOの運用ができるでしょう。しかし
😕 全く会社の事情を知らない人が会社の動きをチェックする
これがないのは自分たちの感覚でことを進める心配があります。
😥 お客様の代表となる外部の人の声が届かない
そういう風になってしまう危険があるなと感じています。だから自己流でことを進めていく歯止めになると思っています。
😯 中小企業でここまでやれるんですね
以前弊社の情報監査でいただいたありがたい言葉。この審査を通じて他社に発信いただくことでビジネスチャンスが到来することだって。
これも一つのブランディングだと思います。ISOを会社の仕組みづくりに運用する…マルワの独自化はここにも一つあります。
実態に即した引用をしたい。すでに取得してなかなか根付かないとお悩みの皆様。遠慮なくお問い合わせください。弊社担当者がその虎の巻をレクチャーしますよ。
監査員(右側)を前に担当者は四苦八苦??
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