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「良いことを続ける」という解釈はSDGsの導入として「あり」です。

SDGs

3010運動というのをご存知でしょうか。日本では食べられるのに廃棄される食品ロスが年間に630万トン以上にも上ると言われています。こうした現状を踏まえて環境省や農水省が進めている運動が3010運動です。具体的な内容は

宴会の開始から30分と閉宴の10分前には座って食事を楽しみましょう。

という運動。先日も私が所属している異業種交流団体の総会後の懇親会でこうした取り組みがされました。宴会冒頭のあいさつで会長さんがこんなあいさつをされました。

皆さんテーブル上の3010の札をご覧ください。国連が提唱するSDGsの17の目標の中で「2番 飢餓をゼロに」があります。この懇親会ではこれを運動として適用したいと思います。

と挨拶されました。こうした挨拶でも「SDGs」という言葉が使われるようになり、多くの取り組みにSDGsの考えが浸透し始めています。もっと言えば場所や業界によっては、ふつうに挨拶の中でこの言葉が出るようになってきたなと思うのが実感です。

先日も会社に見知らぬ方から以下のメールが入ってきました。

イベント、ワークショップの事で質問をお願いします。
sdgsのワークショップを近々開催される予定はありますか。
sdgsに興味と関心があり、イベントでお話を伺ってみたいと思っています。
ガールスカウト活動をしているのですが、子供たちと取り組みたいです。
県内、名古屋市内のどこかで開催予定があれば教えて下さい。
宜しくお願い致します。

日々の活動にSDGsの取り組みを意識したいというこの内容は確実に、SDGsの考えが広まりつつあることを実感しています。

一方でこうした横文字の言葉はどうしても欧米の考えを言語にしていることもあり、なかなか浸透しづらいもの。事情を知らない方は

 😥 わけのわからない横文字が横行し始めているけど、一過性じゃないの?

という厳しい意見もあります。

ただいつもと違うのはこのSDGsに付いている17の目標のアイコン。メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の概念で言えば一目で伝わる情報発信がMUDのキーワード。今回のSDGsはこのアイコンが思いやりや目的が伝わる役目を果たしています。

SDG(持続可能性な開発目標)

なんのこっちや?なんですが、先の「残さないように食べましょう」のメッセージ通り、要するに良いことを続けていきましょうと解釈すれば,SDGsの導入編としてはありかなと思います。

 


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