少し前になるが名古屋青年会議所の企画でSDGsを発信する例会に参加させて貰った。その時のことを、ボイメンの田村侑久さんの司会ぶりとしてブログに書かせて貰った。
さて、SDGsは2030年まで誰一人取り残さないと宣言した国連のアジェンダ。
😥 誰一人残さないとはなんなの?
と揶揄する人もいるけど、実は会場にいた若い人たちの質問は意外に2030年に向かって自身がどう関わっていくかを真剣に考えている意見が多かった。例えばこんなやり取りだ。
🙂 SDGsは発展途上国の宣言に見えるけどどうなんですか?
→今の環境を最低でも維持することが先進国には義務付けられている
😕 先進国は何をやれば良いのか?
→環境を守るための省エネや、地球温暖化に対する準備は先進国の使命
😮 サスティナブル・シーフードってなんですか?
→未来にも魚が食べていけるように魚の取りすぎや小さな魚を取らないような方法で取られた魚。
→イオンさんもそうした魚の認知のために専用のコーナーフィッシュバトンコーナーを設けている
などなど。
どうです?これが中学生や高校生などを含めた若い人たちからの質問 😯
トークセッションの後にその中の一人の若い女性とお話をさせて貰った。20代前半のその方曰く
私しばらくフィンランドにいて、大使館でバイトしていたんです。フィンランドはそういう考えがとても強く市民に浸透している気がしました
と。
🙁 今の若い人たちは
いつの世も聞く言葉だけど、今の若い人たちは生まれながらに外国人を街中で普通に見てきている。また恵まれた状況で生まれ育っていると言われるが、決してそこに甘んじていないなと、あらためて彼女と話をして強く感じた時間だ。
SDGsに取り組むと称している多くの企業は、今の事業活動に照らし合わせてタグ付けすることに注視しているのが多くの現状だ。ただ本屋さんに行くと参考書のコーナーにSDGsの本が並んでいる。
学校現場にもSDGsの考え方が入ってくるといい、当たり前のように学ぶ学生が増えてくると、企業が目先のことに囚われていることに正直なところ危機感を持つ。実は当日は名古屋国際高校の生徒さんたちもSDGsのブースを出展していた。
とはいえ、内容はどうあれ、企業の姿勢としてとにかく関わっていかないと、それこそ
😐 一人残されてしまう
そんなことを感じた時間だ。
小さな会社が地球規模のことを考えたところで大した影響はない。それはそうであり綺麗事かもしれない。でも綺麗事が評価される時代になったのだとも思うし、そういう姿勢を持つ企業を今の若い人たちは評価しているのだと思う。時代は確実に新たな時代に移りつつある。
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