今日は4月1日、新年度のスタートである。月曜日が4月1日というだけでも何か特別感があるが、今年は特別な4月1日になる。理由は言うまでもなく新元号の発表があるからだ。
元号の変わる経験は平成元年にもある。当時の小渕官房長官が座って平成と書かれた文字を持った絵は今でも放映される。余談だが当時の官房長官の記者会見は座ったままだった。
先日ある会合でこんなプチテスト?があった。
①平成元年に起こった世界的な大きな出来事は
②平成元年にブームとなったゲームは?
③平成で最も売り上げたCDは
④消費税が導入されたのはいつ?
⑤平成にデビューしたジャニーズのグループの数は?
⑥リーマンショック後の最低日経平均株価は?
⑦バブル崩壊はいつ?
(答えは最後に)
考えてみれば平成もいろんなことがあった時代だが、現天皇陛下が
平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています。
と平成を振り返ったお言葉を述べられていたが、確かに将来振り返ると総じて平穏な時代だったと言われるのではないだろうか?
僕のマルワでの仕事は平成と共にスタートをした。印刷関係に身を置いて経営者として平成と同じ時代を駆け抜けたわけである。
昭和から平成に変わった当時の印刷需要は訂正用のゴム印や新たな時代のために伝票などの受注は結構あったようだ。それほど当時は紙は情報の主役だったというわけだ。
今回の新元号が変わることによる特需はあまりないと思う。手書き伝票はかなり少なくなったし、電子化によって簡単に元号は変えられる。何よりも西暦を使うことが多くなった気がする。
また元号の話題がワイドショーで取り上げられているが、昭和の時は絶対にそんなことはなかった。昭和天皇のお身体が良くないという報道があっただけに、それには触れてはいけないような空気があった。こうしたことへの考えも随分とおおらかになったものだ。
さて皇太子は僕の一つ年齢が下の同世代。当たり前だが言葉の表現や物腰は小さい時からしっかりと帝王学を学ばれている気がする。
新元号と共に皇太子は5月をもって新たな日本の象徴となられる。同世代の僕らは定年を迎えたり、事業継承を考える世代であり、第二の人生をスタートする考える世代だが、まったく逆の第一線。
きっと歳を重ねていくと象徴天皇らしい風格が出てくるのだと思う。ちなみに新天皇の誕生日は2月23日。天皇誕生日は2月になるんだ。繁忙期の時に・・・関係ないか 😉
新たな時代がスタートだ。
ところで今日は4月1日エイプリルフール。新元号にちなんだジョーク・・・そんな不謹慎はないよねぇ。きっと。
さて、ちなみに先の答えは…どれだけ分かりましたか。
①ベルリンの壁の崩壊 ②テトリス ③世界で一つだけの花 ④平成元年に3% ⑤17
⑥7,054円(2009年3月10日) ちなみに最高値は38,915円(1989年12月29日) ⑦1991年
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