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マンドリンの展示会で感じたファンづくりの原点

イベント

好きな仕事を生業とする社員が集う顧客サービスは圧倒的なファン作りになる。

SNSで発信した通り、先週の土日弊社でマンドリンの展示会を開催した。

 😯 とうとう印刷に見切りをつけて楽器を売るんですか

なんて言われそうですが、もちろんそうではありません。お客様であり、友人でもあるイケガクさんの名古屋展示に弊社の会議室を使ってもらったというのが真相。

マンドリンの専門店は全国で数社もないそうだ。当時僕の通っていた大学にもギタマンと称して部活がありいつも外でマンドリンの音色を奏でながら練習をしていたが、その部活も今は無くなったらしい。

人口減少と少子化で御多分に洩れず楽器の愛好家は減少の一途だ。いくら全国でも珍しい専門店と言えど、今までと同じような商売では厳しいと昨年の大阪に引き続き名古屋でもお店を開いたというわけ。

60台にも及ぶマンドリンの展示は見ていて壮大。弊社の社員も初めて見るマンドリンの美しさに圧倒されていた。

ここの社員は皆マンドリンの演奏ができる社員ばかり。中には実家が僕の自宅のすぐ近くなのに、マンドリンに携わる仕事がしたいと大学を出て就職した社員もいる。

 🙂 要はマンドリンに関わる好きな仕事がしたいのだ。

好きなことを仕事にできる社員が集う理想的な会社がこのイケガクさんだ。だから彼らの接客を見ているとお客様の悩みをまるで自分のことのように受け取って長く時間をかけて解決しようという姿勢が伝わってくる。

今回は社長自ら楽器の点検と調整も。持ち込まれた楽器をお客様の要望に応えながら丁寧に調整していた。お客様も目の前で説明を聞きながら調整をしてくれるので大切な我が子を見守るような表情である。

マンドリンの演奏家は3万人(一説には経験者は30万人)と言われる。専門店が少なく、この地方にもないだけに愛好家の視点に立ったイケガクの社長並びにスタッフの接客にはさぞかし驚いたのではないだろうか。

好きを仕事に

という。我々のようなBtoBの仕事とは違い彼らの仕事はBtoC。接客の姿勢や熱意がストレートに伝わる様をこの目で確認すると共に仮にBtoBであったとしてもお客様に接客する真摯な姿勢はその仕事に誇りを持つことが大切な要素だと改めて感じている。

昨日はライブも開催。間近で耳するプロのライブは半端ない。本物の演奏と本物の接客。一流ホテルの接客がリピーターになるというけど、まさにそれに直に触れた二日間だった。

真の本物のサービスは半端ない。そしてファンづくりの原点を垣間見た気がする。


コメント

  1. 高野洋之 より:

    名古屋にはムジーク・ゾリステンというマンドリンとギターの専門店があったのですが、店長が高齢で数年前にお店を閉めました。店長は榊原さんというプロのマンドリニストですが、レッスンと通販はやられているようです。大学時代にお世話になったお店ですが、専門店がなくなっていくのは寂しでね。イケガクさんも末永く頑張ってほしいです。

  2. tori tori より:

    高野さん、メッセージありがとうございます。お店の名前は僕は知らないのですが、高齢で無くなったお店があるという話をイケガクの社長さんから聞いています。今回多くの人に来店いただいたようです。多くの方が待たれている事を僕も実感しました。

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