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他人が敷いたレールには関心がないことを理解したうえで定着に邁進

社員教育

 🙂 〇〇の件見ておいてください

よくこういう言葉を聞く。先日も弊社の委員会から「〇〇の件ですが、サーバーの〇〇のフォルダに入れておきますので書き込んでください。」という御達しがあった。そして後日

 😐 まだ書かれていない方がいますので本日中にお願いします。

そのまだの犯人のひとりは僕だ(汗;) すっかり僕はこのことを忘れていた。で、この見ておいてくださいは実に見ない要因をはらんでいる事だなと反省しながらも日頃のあるあるとして感じたわけだ。

多くのルールを会社の係の社員が作る。それを社内でインフォメーションしてもほとんどそのルールが定着しないことがある。

実はまだ僕が若い頃に入社していろんな改革に取り組んでいた。当然多くのルールを伴うことになる。自身が一生懸命に考えて作ったルールだから当然守ってもらわないといけない。

ところが、それを一番守らなかったのが先代である父だ。これでよくやり合いをした。意思統一をしたものは経営者が率先して守るものなんて言いながら。

その先代と同年代になって気が付いたことがある

それは結果先代の当時と同じように僕自身が守っていないのだ。そしてその理由は至極簡単なものだ。それは

 😥 忘れてしまう

という現実。そしてこの年齢になってわかったことがある。それは

ルールを作る側は一生懸命になってもそれを受け取る側は自分が考えたことではないのでピンときていない

ということ。当事者意識がないので結果覚えていないということだ。

これは年齢に関係なく社内的にあるあるの事だということを感じながら深く反省した。きっと当時の先代に持っていたボヤキを今の社員は僕に持っているなと。

人は他人が敷いたレールには関心がないことをわかった上で社内のルールの定着に邁進するものだということを。そして人の意識にゆだねられる物を浸透させるのはひたすら言い続けることだなと。

もう一つ大切なこと。それは伝える方の思いほど受け手は強く受け取っていないということだ。それを踏まえて伝えることを心がけた方が良いなと感じている。

もしくは・・・

絶対に見なくてはいけない仕組みを作るか。と書きながらその仕組みの浸透のためにまた上記のようなストレスを抱えたりして(苦笑)

禅問答の様だけど、浸透するには言い続けるしかないですね。


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