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魁皇関

魁皇が千代の富士を抜く1046勝を達成しました。38歳という年齢で大関を守っている事にも驚きますが、初土俵以来24年にわたり相撲を現役でとり続けている事に頭が下がります。八百長問題などで暗い話題の多い相撲界久々に明るい話題です。
プロ野球楽天の山崎武司選手やテニスプレーヤーのクルム伊達選手、そしてサッカーの三浦知良選手をはじめ40代でもバリバリ現役でがんばっています。私の子供のころに比べるとプロスポーツ選手の寿命が長くなったように思いませんか。おそらくそこには食事療法やスポーツ医科学の発達など、体をケアする技術が格段に進歩しているのだと思います。
いまのスポーツ医学では40歳までは体力をピークで維持できるといいます。従ってケアさえきちんとしていけば長く一線で活躍できるとか。また長年の現役で培った勝負勘は年齢を重ねるとともに体力の衰えをカバーする感覚を持つ事ができます。確かに「老練」という言葉がある様にがむしゃらに突っ走る若手のアスリートとは違うどこか落ち着いたプレーは見ていても共感します。
「相撲道」という言葉があります。「道」という名がつくだけに長くその道を極めていく姿に深い感銘を感じます。「記憶に残る」選手が全て大記録を持っているとは限りません。コツコツと積み上げていく結果が記録となって残っていくことは、極めていくことへの褒美ではないでしょうか。
経営もようは同じ。特に我々のような中小企業は、派手なアドバルーンは打ち上げる事ができませんが、コツコツと地道な活動が企業としての体力をつけていくと信じています。企業は「長く続けていく」事が大切。「無事これ名馬」という言葉がありますが、いまの不透明な時代だからこそ、地道な積み重ねを大切にしたいと思っています。
それにしてもこのところのベテランの活躍は我々にとっても嬉しい限り。私も50才をとうに過ぎましたが、もうひと花…いやいや…そんな気負いはやめましょう。私にとっては自分の身だしなみに気を使う事が大切なようです。加齢臭プンプン・・・では論外ですから。


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