自分の仕事に誇りを持て。
よくこういう言葉を耳にする。さて、皆さんは自分の仕事に誇りを持てるだろうか。
誇りを辞書で紐解くと、
自らそれを名誉とする感情
とある。
正直よくわからないが、先日あるメルマガの一言で以下の書き込みがあった。
自分の仕事に誇りを持ってほしいとき
「今の自分の業務をポジティブに
人に説明してください。」
という投げかけが良いみたい。
無礼庵 メルマガ 「無礼塾 気づきメモ」857より
まさにその通りだと思う。
僕の最近の仕事の一つに中学生以上の学生さんたちに働くとはというキーワードでの講義を依頼される。
一昔前であれば、もっというと昭和の匂いが残る時代であれば「24時間働けますか?」という言葉を代表されるように、責任を持って辛抱して自らの生活を守っていく的な内容が良しとされたと思う。
もちろん、今はそんな時代ではない。先日と同業者の加工会社の方が高校生に向かって業界の話をされた時の最初第一声は
仕事を楽しもう 🙂
だった。「楽しむ」というとなんかピンとこないけど、冒頭にある自分のやっていることがポジティブに第三者に話ができると解釈すれば腑に落ちるのではないだろうか?
よく人から事業継承の相談を最近受ける。僕の場合はまだ継承が終わっていないのだが、
😐 どうやってご子息を会社に迎え入れる動機付けをされたのですか?
と聞かれることが多い。
僕の場合はとってもシンプルだ。
😉 まずは家で仕事の話をしなかった。
→両親は食事の時も片時も仕事な話をしないときはなかった。それが僕は嫌だった。
😐 自分の仕事の面白さを伝えるより、仕事に就くことでどんなことがあるか話をした。
→普段体験できないことや、会えない人との交流、役席ゆえの思いもかけない体験など。「大変だけどこんな〇〇みたいな良いこともある」みたいな。
そうした事をずっとしてきた。これがひょっとすると先の誇りを持てと同じ事を言っているのではないかと思う。
😀 ポジティブに自身の仕事を表現できますか?
一度表現してみる事でひょっとしたら自身の強み、会社の強みが明確になるかもしれない。
誇りを持つという感情は強み、ブランディングの再発見につながるのかもなぁと思っている。
あなたは自身の仕事をポジティブに表現できますか?
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