毎年恒例の先週二日間に渡って「中部マーケティング会議」が開催。今年のコンセプトは
マーケティングのミライ~次の50年に向けた競争と共創~
「次の50年」の通り今年ほどマーケティングの捉え方が変わったと感じたことはない。
かつてのこのセミナーはセオリーに沿った事例が多く「大手企業だからできるよね」的な印象が強かったが、今回は柔軟な思想に加え全く違った視点でのビジネスモデルの提案を目にすることになる。
名前だけは知っているウーバータクシー。今回その考え方に触れてとんでもない時代の到来だと実感した。僕が知っているタクシーの利用といえば
➡ 流しをひろう?
➡ タクシー会社に連絡して利用する場所まで来てもらう。
だ。ところが実際に乗車すると
😥 車内がタバコ臭い
😡 運転手の態度が悪い
🙁 土地勘がなく無駄な場所を遠回りしている
なんて不快な経験は誰でもある。ところがウーバータクシーは
アプリを立ち上げて
➡ 乗車地点と目的地を入力
➡ 一番近くのタクシーを選択
➡ ドライバーの評価を見て
➡ 場合によっては高級車を選んで
➡ 決済はスマホで領収書はメール。
多くの手間がないのも頷けるが、僕にとって大きなことは
💡 事前に第三者評価が分かる!!
ということ。単なる移動手段に快適さを求めることができるという事だ。
配車される運転手さんの接客が事前に分かるのは安心であり、加えて事前に金額も把握できるとくれば確かに便利だ。
今までの便利は、
➡ 無駄なサービスをそぎ落とし
➡ 価格を安くする
もしくは
➡ 費用を余分にかかることを承知で高価なサービスを受ける
という考え方だった。
ただこの場合のサービスは、実際に使う人の肌感に合わないことも多い。だからこそ今に
😯 ドライバーの評価によって金額に差がつく
なんて事になり
🙂 高くても乗車してくれるドライバーも出現!!
するかもしれない。
タクシーと名が付いているので日本で緑ナンバーしか認められず、ここ名古屋でも提携している限られたタクシー会社といった規制があるが、これも時間と共に解決されていくのではないか?
他に食事の宅配「ウーバーイート」もスタート。そしていまや「ウーバープレーン」という空のタクシーのサービスも企画されようとしている。
🙂 今まで当たり前と思っていたこと。
😐 不便だけど仕方がないと思っていたこと。
😥 これはむりだと諦めていたこと
そうしたことが現実に解決されつつある。そして大きな会社だけでなく我々レベルの目線でも実現が可能な話となると、本当に5年先は何が起こるか分からない。そしてそれは他人事ではなく、現実の世界になってきた。
みらい創造なんて悠長なことは言っていられない。まさに破壊的創造の到来だ。
コメント