「見える化」
実際に受注した仕事がしっかりと利益を出しているか。その仕事の金額がちゃんと理にかなっているか。工程管理をしながら実際に掛かった工数を測り、時間を金額化してかかった費用を明らかにして利益を見ていく方法だ。
印刷業界で盛んにすすめられており、弊社もこの仕組みを取り入れての各仕事の利益を掴むようにしている。
さて、この仕組みを取り入れるために以前勉強させていただいた先輩経営者の一言がある。
😐 戦略的な赤字はある。
誤解のないように補足するけど、最初から赤字で受注するわけではなく、ソフト上での係数は赤字の仕事だということ。原価的にはちゃんと利益はあるんだけどね。
さて、その戦略上とは何か。もちろん
😀 新たなお客様との関係性を作るため
また長く足を運んでようやくお客様から
🙂 「お宅にお願いしたいんだよなぁ」と言われたとか。
要するにここぞという時に提示する仕事のことをいう。
こういう仕事に限ってはじめての仕事が多いため、何かと社内に対して面倒なことをお願いすることが多い。
😥 こんな仕事、工数に合いませんよ!
てやりとりだって可能性は充分にある。そこで大切なのが、戦略的な仕事だとちゃんと現場に伝えることだと思う。
😐 仕事の関係性がなかったら次にそのお客様に行くことがない
🙁 せっかく声をかけてもらったんだからここで一つ是非。
結局そういうことって多々あるように思う。ただし最初から赤字はバツ。ただ単に価格を安くするのは結局自社の体力を削ぐことになる。そうならないように見える化をしているわけであり、そのための時間管理だからね。それをつかんだ上での戦略的な受注はアリだと思う。
よく社内コミュニケーションの重要性を言われるけど、実際の仕事上のやり取りひとつ取っても社内コミュニケーションは不可欠。そしてこれは言葉のやり取りの数であり、数が多いほど意思の疎通が通った仕事ができると思う。
仕事を創り出す理由は色々ある。その仕事に意味はあるか?大げさに言って仕舞えばそういう事。だからコミュニケーションは欠かせない。
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