働き方改革
この言葉を聞かない日はないし、目にしない日もない。「働き方改革」で真っ先に思い浮かぶのは残業問題。ただお陰様?で(経営者としては複雑だが)この問題は弊社には当たらない。
となると、弊社にとっての次の課題は休日日数だろうか? 弊社は現在108日。この数字だけ見るも大企業と比較すると少ないなあという感じは否めない。
でも有休取得日数は結構多いし、社員からも「気軽に取得できない」という不満がある聞いたことはない。僕もそうしたことへのストレスがないようにしているし、社員も評価してくれていると信じている。
現実に仕事の状況を考えて取得してくれているから、休んだ社員さんの分はちゃんと他の社員がフォローしてくれている。
そう考えると実質の休日日数は決して少なくない。ただ、表に出る見た目の数字を見ると大企業とのハンディキャップ感は否めない。これからは休日日数は考えないといけない。さて休日を増やすには
今までの働き方を変える
これしかない。つまり仕事の工数を減らしていくことだ。今までの効率アップと言うと生産現場主体であった。仕事の効率を上げるために、
➡ 機械を自動化したり
➡ 機械のスペックをあげたり
➡ 社内でのコミュニケーションの効率を上げたり
しかしどうやらそれだけでは無理になってきた。お客様の協力なくしてできなくなってきたからだ。我々の業界は「人海戦術」的な部分が多い。オーダーメードという理由で曖昧な指示で事が進みことも多かった。だからここでの協力とは
🙂 原稿入稿ならわかりやすい指示(これは営業の聞き取りの)
🙂 データだけではなく出力紙の準備(当たり前のようだけど、それがなかなかない場合が)
😥 大どんでん返しのない仕事(せっかく仕事が大詰めにきたと思ったら、上司の一声で振り出しなんて事も)
だから、こういう仕事を進めていくためには営業の交渉能力は必須となる。
ようやくだが、少しずつお客様の方に理解いただけるようになってきた。以前は休みのために入稿や校正日の調整をお願いすると、「休むのはオタクの勝手だろう 😡 」と取り付く暇もないことが結構あった。それだけは最近少なくなった気がする。
いつの時代もお客様にとっては「使い勝手のいい」協力会社の方が良い。これからの使い勝手は我がままではなく
😀 安心して任せられる
😉 意思の疎通が図れている
そんな感じだろうか。かゆいところに手が届く使い勝手でないといけないなと。
ここまで気が付くのか 😯
って。そういう関係性が築ければ先の交渉能力もスムーズになる。だから今までの延長線上の思考での働き方改革では新たな智恵は出ない。さて言うは簡単だが、如何にこれを具現化していくか。これが会社のめざすみらい創造かな。
お客様を巻き込んでの働き方改革は必須だ。
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