最初に行くかと誘われた時に迷ったんです。でも実際に行って良かったです 😮
これは一年間の研修を終えた社員の言葉である。弊社はなるべく多くのセミナーや研修の機会を与えている。
特に昨今は業界のセミナーも充実していることもあり、一人でも多くの人に行ってもらいたいと思っている。ただ業界のセミナーは終業後が多いこともあり、強制的に行かせることはなかなかできないが、
😀 この人には覚えておいて欲しい
🙂 この役席者には参加して欲しい
そういったものはこちらから行くように呼び掛けている。
因みに業界関係のセミナーでは静岡県境から毎回数人参加している会社がある。90キロメートルも離れた所から来るとなると仕事を途中で切り上げる事にもなり、やりくりも大変だと思う。しかし周りの会社の参加が少ないだけに、こういう地道な繰り返しは間違いなくその地域での圧倒的な優位性になると思っている。
さて、冒頭の話だが
社員の立場になって仕事以外に勉強に行くのは正直なところ嫌なものだと思う。新たなことを学ぶといってもそのために仕事を早く切り上げたり、場合によっては土曜日にも出なくてはいけない。
しかし結果は良かったことが多いのではないかと思う。それは研修や教育というのは即効性がない代わりに、ジワリジワリとした効果になりそれを後で実感できるからだ。またそういう実感のできた社員は成長している。例えば
➡ 今回の〇〇の件はあの内容のあの部分だ
➡ 僕の置かれた境遇は実は他の会社でも同じ事なんだ
そうした気づきがある事で自らのモチベーションを上げる事ができる。だからそうした気づきの場として必要なんだと思っている。
一方で、業界のセミナーで社長さんだけが聞きにきている様子を見ると勿体無いと思う。社長さんだけが知識が増えて社員との情報量の差が大きくなるばかりだからだ。
理想かも知れないが、社長と社員が出来る限り共通言語で話ができるのが理想だ。共通言語で話ができれば阿吽の呼吸で仕事ができるからだ。もちろん
😡 こりゃダメでしよ
という講師に当たることもある。それでも何か一つ気づきはあるはず。そしてこう思えばいい。
😉 あの講師のような伝え方ではダメだな
と。外部の空気を吸うことはそれほどに大きな価値がある。そしてそれが会社の成長となる。
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