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みらいを創り出すなんて大風呂敷かもしれないが

みらい創造

スマホが登場したのが11年ほど前。地下鉄に乗っても待合室にいても今は新聞や雑誌を広げている人はほぼいなく、まずスマホとにらめっこしている。

実はブログを書き始めたのが2005年の9月。当時のブログはパソコンで書いていた。椅子に座って、さて、なにを書こうかと思いをめぐらしていた。

お察しの通り今はスマホを使って思いついたら下書きを書いている。それだけではなく、フェイスブックやツイッターなどのSNSの発信も日常的なものになっている。

以前ならメモ帳を出して、またシステム手帳のDon’t forget に思いついたことを書き留めていたが、今はスマホのメモ機能が必須だ。

この10年に情報の扱いが大きく変わった。よく紙媒体から電子媒体へというけど、そんなことを意識するまでもなく、当たり前になっている。実はもう我々は自然に電子媒体の環境に浸かっているのだ。

今年の1月から一斉に紙の価格が値上がった。今までのように「上げますよ」的なメッセージはなく、いきなりボンと!値上げ。卸の値上げではなく、メーカーが上げるのだからどうしようもない。

因みにそのことに対して国からの指導もない。つまり国もいよいよ紙媒体への限界を認めたことになる。

さて、どうやって印刷会社はこれから生きていくのだろうか?先日の面接である社員がこんなことを言っていた。

 😐 印刷の売り上げが上がっていくなんて事は考えないけど、せめてこの数字を維持したいですね

と。その言葉の裏には紙媒体以外の仕事を伸ばさなくてはいけないということを言っている。と同時に印刷物の品質や作り出すデザインの質は良いのが当たり前と言うことも認識すべきだと僕は感じた。早急に

 ➡ いま以上に品質は上げて、一方で新たに印刷物以外の仕事を考え出す

のがミッション。情報産業なんて言いながら、実は意外に我々印刷は今まではやってこなかった事だ。情報に関わりながら気がつけばただ与えられた情報を加工していたに過ぎないのが実態だ。

今から5年先、どうなっているかは誰も分かんない。でも大半の人は危機感を持ちながら、それでも別のステージへ大きく舵をとる人はひと握り。

「自分の会社だけは大丈夫 😉 」なんて思ってはいないだろうけど、どうして良いか分からないのが実態ではないか。

だから、多くの人に会って見たこともないものをこの目で見て、そして真似てみる。この繰り返しが経営トップの今の役割と自身で認識している。

みらいを創り出すなんて大風呂敷かもしれないが、そのぐらいの覚悟がないと明るい5年先に巡り合わないかも。そんな事を感じている。それにしても、なんだか大変な時代になってきた。


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