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社員の仕事を誇りに持つ近道

社員教育

唐突だけど、

 😀 動いているものは面白い。そして製造業はやはり見ていてもワクワクする。

昨年から弊社にも加工機が入った。印刷でいう加工とは「後加工」といい、

 ➡ 二つ折りや三つ折りといった折加工

 ➡ 中綴じ・くるみ製本と言われる製本

のことをいう。

ご存知の通り、弊社は会社見学を受け付けており多くの方に来社頂いている。先日の毎年恒例の愛知県立芸術大学の学生さんが来社に引き続き、昨日の会社見学日にも一名取引先のお客様が来社された。調達係の仕事で印刷の事を知りたいのが理由だそうだ。

さて一番足が止まるのが、印刷工程であり最近では加工工程だ。

 🙂 実際にその場で印刷された印刷物の網点を見て

紙の特性や種類によって網点の生成が違うことを知ったり

😯 折り機の前ではスイッチ一つであっという間に自由自在に紙が折れてしまう。

 😮 何枚かの紙が合わさって針金入りの製本がスイッチ一つでできてくる

 😛 無線綴じと言われる糊製本機では、紙に糊が付く前の機械の音に「キャー」と歓声が上がる。

そんな様子を見ながら、説明する社員の表情もとても嬉しそうだ。

印刷現場を見てみよう

そんなキャッチフレーズで始まった弊社の会社見学。「社員の様子を見たい」という希望でスタートし、当初は社員の動きが中心の見学ではあったが、全ての工程が一気通貫で見られる設備となり印刷工程を知ってもらうにも良い環境になった。

それだけに迎える社員の姿勢も以前とは違ってきたようだ。歓声が上がる様子を近くで書いている社員にとってもモチベーションが上がる絶好の機会だと思う。

やる気が湧いてくる方法にはふたつある。

一つは外的動機付け。

 ➡ 給与アップや昇進といった外部の決定でやる気を出す方法

内発的動機付けは

 😀 「自分はこの職場に求められている」

 😉 「この経験が人の役に立っている」

という自分が必要とされる実感を持った場合。先の場合は当然後者になるのはお分かりだと思う。企業規模に関係なく「やる気になる」「モチベーションアップ」は会社経営であればいつも頭を痛めるところだ。そしていつの時代もそういったセミナーや研修もある。しかし、こうした気持ちに関わる部分は手法やハウツーで解決するものではない。

弊社の実施している工場見学は手間暇がかかる。当然仕事も止めなくてはいけない。事前のアテンドの準備だってある。しかしこうした手間暇以上のものを手に入れることができるのが、内的動機付けだと思っている。

まだまだバージョンアップを重ねて、もっと面白い「テーマパーク」を目指したい。それが社員の仕事を誇りに持つ近道だからだ。


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