今年の景気は曇り 😥
経団連など経済3団体の新年賀詞交換会でトヨタ自動車の豊田章男社長のコメントだ。「予知できないことがたくさんある」のが理由だそうだ。確かにトヨタのような世界企業にとっては米中関係などコントロールできないことが多い。他の多くの経営者が晴れ時々曇りと言った論調が多く、若干の希望的観測を述べているのに比べると正直な感想だと思った。
新年最初のブログにトヨタイズムの事を書いた。あの自動車メーカーが「クルマではなく未来をつくる」と言ったある意味タブーな表現で新聞やCMを読んでドーンと打ったのには驚いた。実は協力会社には「将来を見据えて自社で収益を上げられるようにして欲しい」と伝えていると聞いていたが、それを公にした訳だ。
■さて僕たちが関わっている印刷業界は
昨日業界の賀詞交歓会があった。年初から紙の値上げなど厳しい状況である一方で「紙媒体は無くならない 😡 」と思っているし、お念仏のようにも唱えている。確かに先日のブログで僕もそれに似た事は確かに書いた。それについては間違っていないと思っている。
ただ、今のような物量はないし、印刷通販という安価なビジネスモデルがあるのにわざわざ高い会社に印刷だけを頼むお客様だっていない。いよいよ印刷は一つの手段に過ぎないと我々は認めないといけないのだと思う。
➡ 売上が上がる
➡ お客様がたくさん来る
➡ 幸せな時を演出する
そうしたコトづくりの一つとして印刷物が用いられるのではないかなと改めて感じている。弊社がISOや環境活動に力を入れてきたのは弊社の技術力や設備に尖ったものがないからである。だから誰もやらないと思った理念の部分にシフトしてきた。現実は
😕 売り上げには遠く及ばず、良い会社ですね
的な評価で終わってきたが、実はこれが今からは大きな独自化になるのではないかと期待をしている。
印刷物をつくるのではなく未来をつくる
さて、この「未来」というキーワードに具体的に何が入るか?
それを考えて形にするのが自身の役目だ。その一つがSDGsじゃないかなと。具体的にはおいおい紐解いていこうと思う。
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