努力すればしない時よりも何かいいことがある
当たり前だけどあらためて聞くとこの当たり前をないがしろにしがちだ。昨年の九州場所に優勝した貴景勝のインタビューでの言葉をふと思い出した。シンプルな表現だけど重みが感じるのはいうまでもない。一方でこの当たり前を実践している人は意外に少ないかもしれない。
誰でも仕事で成果を上げたい。そして成果を上げるためには自身の力量アップが必要なのはいうまでもない。そもそも最初からプロフェッショナルでその道のプロはいないからだ。
社会人になってある程度の実績を上げたとしてもそれは「最初よりもできるようになった」たったそれだけのことだ。
長くその仕事に従事していれば誰でもスペシャリストになるものだ。その上を目指そうとしたときに、そこで大きな努力が必要となる。一般論だけど、そこで自ら努力をする人は一握りのような気がする。
たしかにその仕事で食っていけるのであれば、無理しなくてもいいわけだ。しかし、それはあくまでその会社の中でのこと。上には上があり他社ではどこまで通用するかは分からない。
自身の価値を高めていくには、今以上にスキルを身につけなければ自身の向上はない。極めていこうとする努力と姿勢がプロフェッショナルになるために必須なのだと思う。
学生時代は成績表というもので自身の力が明確であり、努力する目標がはっきりしていた。しかし、社会人になると普段の仕事に点数がつくことが少ないため、経験だけで評価され、自身も甘い評価してしまうのだと思う。外部研修が有効なのはそうした自身の立ち位置を知る機会になるからだ。
■大きな成果を勝ち取るチャンスがある
ビジネスモデルの転換期がやってきた。会社も社員も過去の経験では飯が食えなくなってきた。誰もが平等に平均的に上がっていく時代ではない一方で、厳しい時代だから一歩踏み出していけば大きな成果を勝ち取ることができるとも思っている。
一歩いやっ半歩でもいいから先に行こう。その為に今の位置に安住するのではなく全社あげて努力する一年だと思っている。
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