会社内ではいくつかのルールがある。特に何かクレームやミスが発生した際には新たなルール作りをする。また工程を組み替えた際には、報告や連絡のルールができる。ところが、このルールがなかなか徹底できないことはないだろうか?
特にルール作りを任された当事者にとっては徹底できないことへの腹立たしさを感じることは日常いくつでもある。実は、僕も入社して浅い時に、工程管理を任されていくつかのルールを作った。特に社内をパソコン化した時には今までのやり方に多くの変更を呼びかけたものだ。結果、なかなか定着せずに腹を立てたことは幾度となくある。
■なぜ、定着しないか?
一般的には人は自分のやり方を変えられたくないというのが論調だ。自分に慣れ親しんだやり方は体に染み付いたことであり、なかなか抜けないものだ。ついつい面倒がって従来のやり方に戻ってしまう。
それだけだろうか?
実はもう一つある。それはそもそも自分で作ったルールではないということだ。出来上がったルールの背景には、そこに至るまでの多くのプロセスがある。試行錯誤の上に出来上がったルールには作り上げた人の強い思いもある。
だからルールを伝える方は、わかった上で伝えている。ところが、受け手側は出来上がった内容を受け取るので、上っ面だけを受け取りがちだ。伝える側と受け手側では大きな温度差がある。従ってどうしても必要と分かりながら、徹底できない状況になるのだと感じている。
ではその解決策は?
それは
😀 言い続けるしかない。
🙂 伝え続けるしかない。
😉 何度も何度も。
結局口うるさく言うことでしか、ルールの徹底には繋がらないと思っている。温度差を埋めるのは片方の熱意で受け手側の温度を上げるしかないからだ。
実は、当時は一番徹底できなかったのは、何を隠そう先代、そう自身の父親であった。よく衝突したものだ。しかしその先代の立場に立って今ならわかる。協力しないのでなく、よく理解できていなかったり忘れてしまうのだと。
物事の定着は地道に口酸っぱく言い続けること
ですね。
目のつくところに書いて掲示しておくのも良いですね
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