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経験に裏打ちされた発言は評論家にはならない

社員教育

 😥 人の批判をする事はいとも簡単だ

若い頃に、今の会社に転職した際、研修でご一緒した大先輩からこんなことを言われた。

 😡 どんなに頭の悪い奴でも人の批判だけは簡単にできる。

とね。

例えば、社内で問題が発生した際

 😥 〇〇がいけない

 😥 〇〇が足りない

 😥 〇〇すればいいのに

など、指摘をする場合は多い。もちろん言っていること、指摘をしていることは正しい。考えてみれば当たり前で、起こったことに対して発言するから、的を得ていて当たり前なのである。

これを評論家という。正しいことを言っているが、意外にそういう場合に限って、自身で関わることが少ない人に多い。そんな批判を聞きながら「お前は関わったのか」って心の中で突っ込みをした経験はないだろうか。

冒頭に書いた「頭の悪い」という表現は、人のマイナス部分の指摘は意外に労力を使わないということなのだ。

評論家にはならないために

これと同じことが、「自社の強み弱みを上げてみなさい」と言われた時に、弱みはたくさん出るのに、強みがなかなか出てこないのと似ている。

マイナスはできないことに目が行くので、足りない部分を指摘するのはそれほどの労力を使わない。また「できないことを指摘するのが経営者として正しい」なんて勘違いをしているかもしれない。

たしかに良いところを見つけようとすると、これがなかなか見つからない。またプラスや強みを見つけるというのは、それだけ普段からそうした視点が必要だということだ。それだけ、マイナス思考に慣れてしまっているという事だ。

マイナス言葉が出ないようにするには

 😉 自分で動いてみる

 😉 自分で汗をかいてみる

ことだと思う。自身の経験した事は

 ➡ 何がマイナスで、何がプラスか

 ➡ 会社のどの部分い当てはまっていくか

を考える習慣がまず一歩だと思っている。経験に裏打ちされた発言、関わった発言は評論家にはならないから。


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