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マルワのCSRの原点となるチャリティーランも今年が最後

イベント

写真は名古屋YMCA 主催のチャリティーラン。みんなで走り終わった後の恒例の記念写真である。

今年で25回目となるチャリティーラン。最初はタレントのチャックウイルソンさんや、元プロボクサー渡嘉敷勝男さんも参加していた華やかなイベントとしてスタートした。

そんなイベントに参加して今年で22回目となった。要は22年間にわたり大げさに言えば襷を繋ぎ続けてきたわけだ。その間に名城公園を走ったのは132名。一周が約1.3キロメートルだから、名古屋から大阪近くまでの距離ぐらいをたすきをつないで毎年走ったことになるかな。

元々はお付き合い頂いている団体のお客様からのお願いで参加したのがスタート。当時は「ボランティア、社会貢献」なんて意識もなく、会社として対応したに過ぎない。

それでも土曜日にもかかわらず、社員が交代で走り、それを応援する他の社員が集まる、会社の年中行事にまで成長したのである。

そのチャリティーランも今年で最後になった

理由は、お客様である団体から「代わりは走って欲しい」と頼まれていたが「来年は参加しない」からである。もちろんマルワとして参加する方法もあるが、弊社単独としての参加は見送ることとした。

そもそもの参加理由は、その団体に弊社の社員が所属していたということだ。その関係で弊社と利害関係にもあったため参加したのかきっかけである。これを全員参加のキーワードとしたのがスタートだ。

営業は休みでも顔を出すことがあるものの、なかなか現場社員はそういったことがない。

 ➡ 自分たちの関わった仕事がどう関わっているか

 ➡ 現場社員にも触れて欲しい

との気持ちでスタートしたのが弊社のボランティアの原点だある。それが今のマルワのCSR活動のベースがある。

要は弊社のボランティアはお客様との関係性が基本にある。ボランティアとしてお客様に関わることで、自分たちの関わった印刷物がどのように使われているか、お客さんがどんな思いでいるのかを掴んで欲しいのが理由だった。

多くのところからボランティアの要請がある。しかし、弊社との関係性がないところのボランティアの要請は基本的に社員にはしない。そうした線引きにもなる原点としてのチャリティーランでもあったわけだ。そんなチャリティーランも今回で一区切りをつけることとなる。

働き方改革に即した社会貢献にむかって

昔のように休日と平日の曖昧さは許されない時代になってきた。もちろん今後も社会貢献活動に厳格な線引きをするつもりはないし、つけてしまってはビジネスオンリーとなり味気ないものになってしまう。しかし、一方で時代に即した内容にこれからしていくべきだと思っている。

「変えていいものと変えなくてはいけない」ものがある。続けていくことは本来僕のこだわりだが、まさに、弊社の社会貢献、CSR活動はこれから時代に即したものになっていくんだと感じている。

22年間、多くの社員に支えられてやってきた。冒頭の記念写真も今回で最後。長く協力いただき社員に感謝。そしてまた新たな社会との関わりを模索していこうと思う。

毎年恒例の社員の走りもこれで見納め

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