自社の仕事って特殊だと思っていますか。
オフセット印刷って言葉だけを聞いたことがあると思う。それではオフセット印刷って何?と聞かれても大概の人は答えられない。
オフセット印刷は下記の理屈。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
その仕事に従事している人にとって。湿し水と油の反発が原理と分かっていても、一般の人には分からないのが事実である。
弊社は会社見学を積極的に受け入れている。実は先の図も見学者に伝わるようにと社員が作ったものだ。特別なサイトまで作り、希望があれば遠慮なく来社いただいている。ご興味あれば下をクリックしてください。社員がアテンドして、社員の方から実作業の説明をしている。そんな時に先のオフセット印刷の現場では必ずと言っていいほど、同じ感想の声がかかる。
😀 印刷の仕事ってこんな科学的なんだ
😯 スイッチ一つで印刷できると思っていたけど、かなりの技術が必要なんですね
つまり、多くのお客様はオフセット印刷を普通のコピー機の感覚で捉えているという事だ。
随分前になるが、厨房機にメーカーの工場見学のパンフレットを作成してみた。
子供達が社会見学に来社した際に、帰りに持ってもらうものがないのがその理由だ。まさか小学生に製品カタログというわけにはいかないし。
その依頼に対して、弊社が企画したのは、実際にパンフレットを手に持って工場見学をするというもの。書き込みをする事でそれ自体がお土産になる。その為に、手軽に持てるようにコンパクトなサイズも必須。お陰で今でも使っていただいている。
自分たちの普段従事している仕事は外部から見れば特殊な事だと認識する事で伝える工夫が出てくるはずだ。
多くの工場が日本のものづくりを支えている。「中小企業には人が来ない」と採用面では大きな問題となっているが、実は自社の仕事がどれだけ面白いが、特殊かを意外に知らせていないんじゃないかと思う。
ブランディングというのは自社の強みを発信するのがまずスタート。そして忘れてはいけないのはその発信がちゃんと相手に届き、相手が「あの会社は〇〇ね」と理解してくれる事だと思う。売り手側の一方通行は成り立たないわけ。そう考えれば何か大きなヒントがあるんじゃないかな。
コメント