経営計画を作って一ヶ月。今年は目標を時系列にしてあるので、先日の会議で関係部署の人に進捗状況を聞いてみた。下が毎回の会議のレジュメと計画書。
😐 〇〇と書いてあるけど、どこまで進んでいるの?
この回答が意外に共通なのだ。それはズバリ曖昧ということ。
時系列で書かれているはずなのに、具体的に
➡ いつまでに何を
➡ どこまでやって
➡ どのように着地するか
が明確に答えられない。言語明瞭、意味不明瞭なんだなこれが。
■長く経営計画書を作ってきたが
今ひとつその成果が見られなかった。その要因は具体的な時系列や数値目標を十分に反映していなかったからだ。KPI という言葉を最近耳にするが、それを昨年から取り入れている。何となくわかっていたが、こうしたやり取りを聞くにつけ、明確にスケジュールが頭の中でできていないなと思った。
進捗状況やスケジュールを絵にするという事を聞く。言葉を具体的な絵にしていくことはできているようで意外にできないのが現実の姿ではないか。
😀 〇日までに具体的にここまでやります
それを踏まえて行動していけば、たとえその通りの成長は見込めなくても、曖昧なままのような進捗ではないと思う。海に船を出して、自分が進んでいく航路が曖昧であれば、結果いつまでたっても目的地には着かない。羅針盤は自分の位置と具体的に進む方向を明確にするためにできたものだが、計画したものを具体的に落とし込む作業はまさに羅針盤を持つのと何ら変わりがないのではないかと思う。
今期から会議資料に社員が理解しやすい損益計算書を掲載した。そして計画書を見直しながらコメントを求めることにしている。いくら絵に描いたとしても、その絵は設計図になっていないと目的達成にはならない。
計画書を作ることで満足する・・・それはとうに弊社の場合は終わったことである。絵に描いた餅ではなく、それを現実にしていく動機付けが僕の役割であり、成果へ繋ぐことだと思っている。
😉 さて、〇〇くん、いつまでにどれくらいの数字を実現しますか。
😮 その絵は具体的に書けてますか?
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