来年5月は10連休・・・ 😯
この報道を聞いて経営に携わるものとして、正直腹が立ったのはきっと僕だけではないだろう。どうやって仕事の段取りをつけていくの???って。そうぼやくと「仕事の役割をはっきりとさせれば計画に取れるでしょ」って声があるかもしれない。
しかし、こんな当たり前のことが、実は中小企業では実現しにくい。大きな会社では当たり前のことが・・・だ。理由は大きな会社はセクションがハッキリしている。そしてそれを補える人的資源がある。例えば
➡ 広報室であれば広報に関すること
➡ 経営企画なら新たな方向性をひたすら探す
つまりやることはとっても明確なわけ。また組織の間の緩衝材となる人がいることも大きい。だから広報の仕事なのに、それこそ営業の仕事なんて回ってこない。
ところが中小企業は、営業もやったり社員面接もしたり、場合によっては業務もしたり。
限られた人数のため、どうしても兼務の仕事が増えてしまう。もっと言えば、指示命令系統が決まっていながら、声の届く範囲にあるために、その系統自体が有名無実になってしまうことすらある。
そんな事が嫌で僕は会社の組織図を前職の教職時代に習って仕事によって人を割り振る分掌という形にした。
「職務分掌」とは、組織においてそれぞれの職務が果たすべき責任(職責)や職責を果たす上で必要な権限(職権)を明確にするために、職務ごとの役割を整理・配分することです。この仕事は〇〇さんと◻︎◻︎という具合に。
お陰で長くこのやり方が上手くいっていたが、どうやら最近はこの方法にも限界がきたようである。
■仕事の変化
要は分掌にない仕事が出てきた。おかげでいくつも仕事を掛け持つがゆえに、特定の人に集中する事態となってきた。
実はこういう事態は大きな組織では起きにくい。自分の教職時代の経験では、そうなった時に備えてちゃんとそこを埋める役割の人がいたからだ。
■次へのステージへ
こうした状況を解決していく事が次なるステージにつながり会社が変われる、そう僕は捉えている。大切なのはその状況を察知して動く事である。社長の仕事はそうした目に見えない風を感じる事なんだと。
会社には「これでOK」という状況はない。変な話だが、穴の空いたバケツの修復をしたらまた別の場所から穴があく、その繰り返しだと思う。でもそれを繰り返して会社は成長していくと思う。
大切なのは諦めない事だ。
全ての社員に満足のいく環境なんて作れないと思うではなく、理想だとしても、少しでもその声を反映していく努力が結果いい会社づくりにつながるといつも思ってやっている。
😥 〇〇のような社員がいれば
なんて「無い物ねだり」をしても解決するわけじゃあないんだから。
➡ 社員を信じて
➡ 自分を信じて
➡ 自分の積み重ねを信じて
そうやる事がいい会社づくりだと思っている。世の中の後継者の皆さん、諦めずに明るい絵を描いてやってみてください。
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