今年は多くのイベント続きの年。初参加の池袋パルコのそっくり展や昨年に引き続き、東海陶芸展など、少し前のマルワではなかなか縁のないイベントのバックヤードを務めさせてもらっている。
そっくり展
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東海陶芸展
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ここを務めるのは弊社の広告担当者。元々広告代理店に勤めていたこともあり、企画から加わったものもあり、進行管理については安心して任せることができ、お陰様でなんとか無事に終わった今回のイベントである。
さて、こうした事に関わるのは我々のような小さな会社では全員参加となる。営業だけでなく現場の人間も会場での手伝いや必要なパネルの準備に追われたり、なんだかバタバタとした日々だった。
ところで、意外に目立たないものの、それ以外に彼の裏方を支えているものが他にもいる。彼が不在の間に担当者の他の仕事を代わりにやる人だ。
■弊社にも影武者がいた!
実は彼の仕事のかなりの部分はメールでのやり取りである。メールで入ってきた依頼を読み取って社内に手配し、またお客様にバックする、と言う仕事。阿吽の呼吸が大切なだけに、当事者同士は最低限のコミュニケーションで済むが、それを代わりの者となると話は別である。
なにせ途中からメールの流れを読み取って手配するのだから、かなりの重労働と責任が伴う。とぼけた返信をした段階でお客様からお叱りを受ける大きなリスクがあるからである。
机にずーっと座ってパソコンとにらめっこしているだけなので、その状況の厳しさは他には伝わらない。しかし、メールのやり取りを見ていると、かなりの高度なコミュニケーションが要求される。
である日のメールの一日のやり取りの数がなんと86! 1時間平均に10回はメールをやり取りしてさばいていると言う事だ。中には書かれている内容が「なんのこっちゃ」と言うものもある。それだけに目立たないけど、彼女のメールに対するやり取りの高度な成果は大きな評価である。
表舞台に立って成果が見える人がいる。もちろんこれは当然賞賛されるべきだ。一方で裏方になって仕事をしている人がいるから安心してミッションに没頭できるのだとも思う。こう言う人たちを周りが認めていく環境が全員参加の大切な形だと思う。
周りを見渡して関心を持つ
一見簡単な事だけど、表面的で終わってしまうことが多く、なかなかその人の思いや気持ちまで理解して評価できないことが多い。それだけに、努めて目を移して行きたいと思う。そしてそれが伝わるように。これも我々経営者の務めである。
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