今から行っても良いですか?
お客様であり研修会でご一緒することもある社長さんから突然会社に電話。「何事かな?」とお待ちしていると、来社され一枚の紙を取り出して「テレビで取り上げていただくことになりまして」と笑顔で出演日の書かれた紙を取り出して渡してくれた。
「えっ、こんなことでわざわざ来社されたんですか?」と聞くと、照れくさそうに「実はちょくちょくこうした突然の訪問でお客様をお邪魔するのです」と。ほとんどアポを取ることもなく、場合によっては直前に電話を入れぐらいとか。
➡ 会えなくても行くことが大切
➡ お会いできれば直接お話をお聞きすることができる
➡ 普段お会いできない担当者とお会いできればラッキー
また社長同士でお話をする事で、
➡ いまの悩みを聞いたり
➡ 思いもかけないビジネス上の情報を手にしたり
中には
➡ 「それならこれを読めよ」と本をいただくこともある
とか。
部下では決して聞けない内容もたくさんあると。たとえ不在でも社長自ら足を運んでいることがお客様に伝わればと思ってやっているそうだ。
これは以前僕がよくやっていたこと。何か必ずネタをひとつ持ってちょっと顔を出して。最近は以前ほど、やらなくなったなぁとその社長の話を聞きながら少し反省した。
ところでiPadを叩いているので聞いてみると
😉 情報共有ソフトで報告書にして社内共有するんです
だって。「時代だなぁ」と、率先している社長の姿にトップの率先垂範の大切さを気付かせてもらった。
■お客様の代弁者であるべき
御用聞きの意味はないという風潮があるけど、情報を持って様子をうかがいお客様の情報収集する姿は、決して社長だけでなく、営業社員でも相手に伝わる大切な仕事だと思う。
こうした事はなかなか社内の現場社員が知るには限界がある。だからお客様の代弁者となって社員にしっかり伝える責務が社長にはある。かつて先輩社長が言っていた言葉を思い出した。
➡ 現場の仕事は、自分ではできないから「プロ」である社員に任せているんだ
➡ 安心できる「売り」を作り、利益を積み上げてくれると思うから任せているんだ
➡ 会社を繁栄させるために、お客様に喜んでいただくにはそれぞれの役割があるんだ
とね。確かに的を得た表現だ。そのためにお客様の思いを届けるのもトップの役目だと思う。
社長の仕事はアイディアを出すこと
お客様とWin-Winになること
だから自ら率先垂範での情報収集の姿勢に、納得しながらその社長さんに気づきをもらった時間だ。ちなみに翌日すぐに出かけてみた。大切なことを思い出し懐かしくもあり、リフレッシュできた時間。初心に返るってことだなと。
ちなみに手ぶらでは行けず、なにかネタになるものがないかと…ありました 😉 本日から始まる「東海陶芸展」の案内を持っていきました。「家内が好きでね」「協賛してるんですか」と意外に多くの反応が。なんでも出かけなきゃ始まらないな 😉
テレピアホールで17日まで。無料ですので来場お待ちしています。
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