自分はしっかりと会社方針に沿って仕事をして、成果を出している
多くの社員はそう思っている。それは当然であり、少なくとも弊社ではいい加減な気持ちで仕事をしている社員はいない。ところが社員の思いと、会社の期待する、または同僚の社員からの要望の期待値に差があることもままある。
先日の会議でもあるセクションに対しての要望がかなりの数に上った。
➡ 設備を最大限に生かしていないのでは。
➡ 設備の能力を十分に活かしてくれれば協力会社に出すことはない。
➡ 利益のいい仕事をもっと内製化できる。
と多くの要望が出た。
■キチンと伝えるために
もちろん、関係者は一生懸命にやっていることはわかっている。ただ当人の一生懸命とその結果を評価する他の社員との間に乖離があることも会社では良くある事だ。で、それはキチンと伝えるべきだと思っている。それが次の評価を得るための明確な基準になるからだ。
弊社の経営計画書には個人目標が書かれている。この目標シートを上司が見て、場合によっ
ては差し戻すこともある。その理由が先の見解の相違だ。
自身の目標設定の落とし穴は、ついつい自身のやりやすい内容にしてしまいがち。目標管理でよく問題になるのはこうしたことが要因だ。
しかし、役席者が何人かで目を通すことでキチンと課題を伝える事は本人の足りない部分を明確にする教育だと僕は思っている。しっかりと伝え、それを受け止めて次なる成長の課題としていく、これが本来の教育であり会社が強くなってくる土台になると思っている。
➡ 何が足りないか
➡ 何を望んでいるか
それをしっかり伝えて評価していく。かつて子供のころには通知表なるものがあった。そこには先のことが明確に記されていた。事実僕も教育現場にいた時は、そういう観点を大切に書いていた。
学校現場で当たり前のことを社会人になっても伝えることだと思う。周りが見渡せる中小企業だからこそできると思う。
計画書にはこうした個人目標が書かれています
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