お客様で塾の経営に関わっている方がいる。創業者として常に新しいアイデアを出している方である。特に感心するのは早くからこの地方で幼児教育を塾として取り入れ、今ではこの地方での追随を許さない方だ。
多くの取り組みが僕にはとっても参考になり、そのいくつかを実際に会社に取り入れさせてもらっている。そのひとつを今年会社に取り入れさせてもらった。
弊社は今まさに、新たな経営計画を作成する時期。今週末の経営計画発表会に向けて先週末には策定会議を開催。新たな期の計画書が出来上がった。その最終ページに自身の決意表明がある。
■自身の強みを発信
実は昨年から新たな経営計画に対して私も含めた社員全員の決意を計画書に織り込むことにしている。織り込む事で、自分の具体的な行動指針が明確になるからだ。そしてそれを計画書に織り込むことで、お互いの決意を確認しあうようにしている。
今年はその決意表明を、冒頭の経営者の手法をパクらせてもらった。それは
〇〇といえば□□
である。実は冒頭紹介した塾の場合それぞれの指導者に対して
➡ 算数の魔術師といえば加藤
➡ 実験のスペシャリストといえば鈴木
と呼んでいる。自分の強みここに当てはめ明確にすることで、塾生もそういった目で見てくれるようになる。そして何よりも本人が自分を「その道のプロ」と自覚できるようになるし、周りもその目で見てくれるから分かりやすい。
実は来期のスローガンには「結果にコミット」という文言が入っている。どこかで聞いた言葉だけど、僕はこの言葉が好きだ。「やりきる」というニュアンスが実に端的に表現されているかだ。
で、これを具体的にしていくために自身の強みを把握することだと思う。ちなみに
知識の強み 印刷技能士2級 MUDやCSR、BCPの講義ができる
行動の強み 新たな事への取り組みはいとわない。アクティブである
技術の強み 車の運転、バックや車庫入れはうまい。
精神の強み 座右の銘は「継続は力なり」。やると決めたらとことんやってみる。
○○と言えば□□
多くの引き出しを持っていると言えばトリハラ
得られる成果
平均月あたり2本の講師を務め、会社のブランド価値を高め、それをきっかけに会社見学に誘導し・・・
こんな感じ。これを全社員が書く。強みってなかなか分からないけど、興味の持てるものとか、好きな事とか、ついつい没頭することとを思い浮かべればいい。
自身のスローガンを仕事と結び付けて表現するのは結構ハードルが高いものだ。そんなこともあって先の
〇〇といえば□□
なんかこのニュアンスって伝わりやすくないだろうか。自身を端的に伝える、週末の社員の「強み宣言」が楽しみである。そして新たな期は「結果にコミット」だ。
昨年の発表会の様子。あれから一年がはやい!!
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