社長は思いを語る
先日も書いた通り、今は経営計画策定の真っ最中。前期の反省も終わり着々と来期の宣言も書きつつある。
宣言
あえてこういう書き方をしたのは、計画でトップである僕が書くのは思いを書く事。社員が書いてきた反省を読んで足りない部分を洗い出し、新たな期ではこの部分は絶対に改善した欲しい事を明確に。後はザックリと成りたい姿を書くだけ。
その時に大切なのは社員にとって明確に動ける内容かだ。来期は〇〇で行く!この〇〇の部分が自然にしっくりとくる言葉でなくてはならない。だから端的に、前向きになれる言葉を書くことが自分のミッションだと思っている。
この表現ができれば半分以上は事が進んだと思えば良いから。
と言っても先日も書いたけど、そこにはKPIが明確であることが前提。根拠のない掛け声は単なるやるぞ!的な精神論に過ぎないからだ。
KPIとはkey performance indicator の略で、企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標のこと
実は今までの弊社の経営計画はそうした要素が多かった。だから、その言葉を口にして安心してしまった感がある。言葉を作ることが目的のような感じで。だから今更だけど根拠はしっかりと作ることにしている。
今回はいつも経営計画書を交換しているフジテック株式会社さんの一部を参考にさせていただいた。藤田社長と懇意にさせていただいているので交換をさせていただいている。他社の経営計画書を見たことはあるだろうか。さすがに企業規模が似通っているので参考になる部分が多い。そこには明確なPDCAが書かれていた。
■主体的、自主的に社員が行動する
経営者であれば、誰もがそうなってほしいと思う。またこうしたセミナーは多い。ただいまだに
幹部社員としての心得
〇〇したいなら□□せよ
なんていう精神的な内容のものが多い。精神的な部分は否定しない。ただ気をつけなければいけないのは、精神的なもの、与えられたものだけで、気持ちよく動けるかというと決してそうではないと思う。
この手のFAXやDMが多いんだよねぇ
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セミナーで言われていることが大切なのは受講者は十分理解をしている。しかしどんなに正しい事を言ったとしても
人は言われたことはやりたくない。
のだ。ところが一方で
社長や上司はいつも正しい事を言っている。
だからこそ、社員にはその意を受け取って自ら考え目標設定をしていくことが必要だと思う。その為の指針を作るのが経営者である自分のミッションだと。
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