TTP (徹底的にパクる)…会社見学や講演などで自分が口にする言葉である。
マルワはご存知の通り、毎年の様に多くの方に来社いただいている。一方で一年に一度は、社員旅行や親睦旅行の機会になるべく社員と他社の会社見学にもお邪魔をしている。
先日は三重県四日市市の四日市印刷工業さんにお邪魔した。山口薫会長は業界の大先輩で大変お世話になり、山口史高社長は一緒に勉強をする仲間だ。
山口史高社長と薫会長との記念写真
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四日市印刷工業さんは創業140年もの老舗企業。誰もが知るメーカーのお土産物品などパッケージや包装紙を手がけている。ただ同じ印刷でも、扱う仕事によって管理も印刷機の設備もすべて違う。今回の四日市さんは、印刷機も大型で、パッケージ関係の資料の保管は10年にも及ぶ。
懐かしいパッケージを見せてもらいました
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印刷業界は意外にお互いの仕事場を見せることは少ない。お客さんを知られたくないこともあるし、また印刷現場の環境整備である5Sを見せたくないこともある。弊社も印刷機の環境整備で見学にみえた方からご指導を受けることがある。できればそういう指導ってなかなか受けたくないもの。だから見せたくないのも偽らざる気持ちだ。
一方、経営者にとっても、今回のように素晴らしい環境を目にすると、古くなって自社の社屋が見劣りし、色々とアラが見えてくる。お金がかかる仮題だけど、それを目にすることで自社の改善に目がいくのではないかと思う。
週末のご多忙にも関わらず、沢山の社員の方にアテンドをいただいた。わたしは10年前にお邪魔しているが、間違いなく工場の環境美化が進んでいる。社員にとっても、挨拶や整理整頓、清掃の取り組みなど、直接社長や社員の方からお聞きしたことで、自ら気づくことが多くその姿勢を目にするだけで気づきの多い時間だった。
夜の懇親会の前に委員会の係りの社員が、会社見学の感想をシェアする時間を取ってくれた。これは本当にありがたい。ただ見るだけじゃなく、それを生かしていく姿勢が根づけば間違いなく大きな成長になると思う。社員を伴って見るから学べる光景だ。
老舗企業の歴史は常にお客様の先を行く商品開発と、徹底的な品質管理のたまものだと改めて学ばせていただいた今回の研修。
😯 140年の歴史はそれこそ半端ない。
出発前の会議で品質のついての課題をやり取りしただけに、今回も多くの学びがあり、その差を痛感した視察だった。
💡 TTP (徹底的にパクる)事で成長がありオリジナルになる。
四日市印刷の社員の皆様ありがとうございました。いただいた気づきをまた一つ成長につなげます。
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