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一体感のある会社がこれから発展すると思う

日記

自分たちの活動をCSR 活動として根付かせたい

そんなご依頼をいただき先日東京葛西にあるファッション物流の会社、㈱OTSでCSR 研修を行ってきた。OTSさんはパートさんを含めて700名もの社員を抱える大きな物流会社。田中優一郎社長とは、国際後継者フォーラムで長く一緒に学んだ仲間。弊社の委員会発表にも参加いただく間柄。

カイゼン委員会、親睦委員会、研修委員会、広報委員会とお客様だけでなく、社員満足も考えて委員会を組織している。昨年の委員会発表会にお邪魔したが、これだけ大きな会社が細かな部分まで考えて活動していることが衝撃的だった。

「CSR活動を根付かせたい」という社長の希望。外部から見る限りは十分に根付いている感じはするが、ひとつだけ思うことがあるとすれば、これだけのことをやりながら意外にお客様には意識されていないのかもしれないということ。

そしてそれは社員にも同じことが言える気がした。当たり前のように活動しているものの、

 ➡ 自分たちならではの活動として如何に納得しているか

その結果

 ➡ お客様に、社会に、貢献できていると実感しているか。

ご存知の通り、CSRは理念なので意外に研修内容として説明しづらい。そこで今回はSDGs(持続可能な開発目標)を使って、ワークショップを実施し社員の人たちの頭の中も整理できたのではないかと思っている。

■今日のブログの本題はここからだ

こうした理念的な研修が上手くいくか否かは参加する社員の人たちの協力無くしては実現できない。特に理念は座学だけでは浸透しづらいため、ワークショップを交えるなどお互いの意見交換がスムーズにいかなければならないからだ。

実は、今回社員の方たちのリアクションが実によかった。まずはなんといっても聞く姿勢が良い。だから伝える側の僕も自然に熱が入る。日ごろから教育訓練の機会を数多く持っていること。そして社長の思いをしっかり受け止めているから、こうした研修にも実に協力的に進みのだと思う。

そもそもCSR は「企業の社会的責任」と言われ、そこに集う社員の人たちのやりがいも担保しなくてはならない。だからこそ、日頃からの会社と社員との信頼関係が築かれていないと、形だけの研修をしても根付かないと思っている。

今回あらためて、企業の大小に関わらず、トップの社員に対する姿勢が理念経営の可否を左右すると思った。そしてこの一体感のあるこの会社はこれからも発展していくだろうと思う。それだけの文化がここにはあるからだ。

700人の中の十数名の幹部社員の人たちが、社長の思いを実現していく組織。これは半端ない。田中社長が大きなものを背負っていると思う一方で、学んできた仲間としてこうして関わることができて本当にありがたいと思った時間だ。

後日参加された方たちの感想を送っていただいた。その一部を下記に。まずまずの感想でホッとしている。感想にある通り、ぜひ実践して社長と社員さんの一体となったOTSさんとして発展してほしいなって 😉  もちろんマルワも頑張ります 😛

委員会活動をCSRに結び付けていくともっといろいろな動きが出来るようになり、そしてすでに取り組んでいることもSDGsに落とし込むと新たな発見や足りない事が見えてくる事がわかり活動の幅が広がることがわかりました。

本研修にて新たな気づきを多く得ることができました。意味のある活動であることを自身が理解し、伝える側の1人として社員一人ひとりのモチベーション維持に尽力し、会社のブランディングへ繋げられればと思います。

委員会活動をはじめ、いま行っている活動が、CSRと重なっていて価値の見出せる活動であると感じました。

CSRについて、ぼんやりとしたレベルでしか認識していなかった為、研修に参加させていただいた事で、CSRが企業にとってどれだけ重要な事なのか、実は意識していなかったが、委員会活動や日常の業務がCSRの一部であった事など、OTSに置き換えて講義をして頂いた為大変判りやすく理解する事ができました。


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