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経営計画書づくりの季節がやってきた。

日記

経営計画書の策定の季節がやってきた。今の会社にお世話になってはや29年。入社して2年目から計画書作りに着手している。そして多くの計画書策定の研修に参加して今の姿がある。

元々計画書策定に違和感はなかった。というのは前職の教職は学校経営案なるものがあった。民間でいうと経営計画書みたいなものだ。

新たな年度が4月とすると。

☞2月末に、教科であったり、生徒指導のような指導であったり各担当が集まって反省をする。

それを踏まえて

☞3月に入ると新年度に向けて上記の部署ごとに新たな計画を立案していく。

それを年度末の会議で見直し、

☞4月の異動が終わった後に、最終決定をして最終の計画書ができるわけだ。

Plan(プラン)→Do(ドウー)→Check(チェック)→Action(アクション)を学校現場でもやっていたという事。従って今の会社に入った時には次の年から計画書は使っていた。ただしA3サイズの二つ折りという稚拙なものだったけど、あれから毎回改良を重ねて今の姿がある。

ところで計画書の策定でひとつ大きな落とし穴がある事を紹介しておこう。それは

 😥 書くことに満足してしまうということ。

実は一時、60ページ以上ものボリュームを超える計画書になった時がある。おかしな話だが、書いていることに酔ってしまって、思いを書いていた時がある。これは経営者として悪いことではないものの、それをそのまま計画書としてしまうと、

 😐 説明だけで膨大な時間がかかること。

 🙁 得てして計画書を再び目にすることがないこと。

になってしまう。確かにトップとしての頭を整理するには大切だとしても、計画書を手にする側にとってはシンプルな方が理解しやすい。だからなるべくシンプルな方がいいに決まっている。

 😡 一方で計画書なんていらない

という声を聞く。そういう理由を否定はしない。それで経営ができるに越したことはない。ただ組織という形がある以上、銀行に決算の報告をすることがある以上、計画書があった方が良いと思っている。

進む方向がしっかりするし、お金を貸す側だって、貸す相手がちゃんと経営を考えているかは大切な尺度だと思うからだ。

だからどんなに少ないボリュームだったとしても計画書はあるに越したことはない。そしてできれば計画書は交換できるなら他社のモノに目を通すと良い。自社に気づかないことが盛りだくさんあるからだ。

さて、ここから急ピッチ。今から来期モードだ。


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