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「備えあれば憂いなし」は絶対ではないけど

BCP

あっ、揺すっているよねぇ 😯 

と朝会議の前に社員と会話をしていたら徐々に揺れが大きくなってきた。東日本の記憶というよりは、阪神淡路大震災の時の感覚と似ているなとその時は感じたけど、まさか本当に関西方面の大阪だとは思わなかったなぁ。

大阪の知り合いの方も幸い無事で何よりだったけど、かなり物が散乱して大変な状況だったようだ。

えり先生の投稿。室内がご覧の通り

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 B&C hotelサンプレイン長堀の佐藤可奈さんの投稿。フロント業務に四苦八苦

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中にはガスの復旧の仕方を教えてくれた大阪のヤッスーこと安田和哲さんの投稿。こういうのは、意外に知らないし困るから、ありがたい情報だと思う。実際にこれで復旧されて方もいるんだから。

ガスの復旧です。

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https://www.facebook.com/kazuaki.yasuda1/videos/pcb.1665033246926633/1665032883593336/?type=3&theater

■BCPという言葉を知っているだろうか

Business continuity planning(事業継続計画)の略で、あらかじめ想定される大きな災害に備えて、社員だけでなく会社の資産やお客様の資産を守り、万が一災害が発生した折には、速やかに復旧できるように事前に計画を立てておくことをいう。

弊社はこの計画を10年前から立案し、毎年避難訓練の実施や、緊急連絡網の訓練をしている。今年も先日も改定が終わったばかりだ。こうした試みが中小企業としては珍しいという事で、年間に何本か取り組みの講師を依頼さらている。

弊社も係が下記の物を作成して社員でシェア

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 災害が発生した際には

 😐 どの手順で社員帰宅させるのか

 😕 関係の仕入先や協力会社との連絡はすぐにわかるところにあるか

 😥 どういう順序で復旧していくか

そして

 🙁 万が一仕事が仕事が止まった際には、どのくらいの期間社員の方が安心できるような蓄えがあるか

など。特に最後の話は

会社に今いくらお金があるか知っていますか。その蓄えで会社は持ちますか?

と言っているようなもの。

これを作ったから安心なわけではない。実際に災害にあった時には、どれだけ準備をしていても一時的に仕事はストップする。しかし、事前に用意しているだけで、万が一の時の復旧ははやい。そして何よりもお客さまに対しての信頼度が違うものだ。

これは製造業の下請け関係の会社にはまさにいえる。理由はどうあれ調達先から契約を打ち切られてしまったら、一時とはいえ調達を他社に変えられてしまったとしたら、二度と仕事の依頼は戻ってこないと思った方が良い。現実にそれは東日本大震災ではそういうことが起こったのだから。

来週異業種交流会でこのBCP についての講義を頼まれている。そのレジュメがこれ。

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なんというタイミングかと思う。備えあれば憂いなしという。備えあれば絶対じゃなく、憂は無くならないけど、備えだけはしないとねぇ。そんなことを感じた昨日の地震である。

弊社の社員のFacebookの投稿。ちゃんと意識してくれているなぁ

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