この本は今から10年前、ちょうど会社創立50周年を記念して出した本である。2005年9月からスタートしたブログがちょうどこのころ1000を超えたからであった。当時のブログは、世の中の時事ネタを元に自分が感じたことを書いていた。
今から読み直すと、こんな出来事があったなぁ。こんなことが話題になっていたなぁ。と懐かしく読み直すことができる。で、手前味噌だけど意外によく書けている(^^;)
さて、そんな懐かしい本をめくりながらあれから10年、お陰様でまだブログを書き続けているということ。累計で3000に到達している。ただ、当時とはブログの内容がかなり変わってきた。それは当時の時事ネタではなく、社員向けや経営に対する自身のメッセージ性が色濃くなってきたからだ。
何時頃からそうなってきたかは分からない。ただ時事ネタは評論しているだけだと思った事、また自身の考えや思いを書き続けることで自身の事をより理解してもらえると思ったからだと思う。
まだまだ圧倒的なブロガーの人たちに比べるとそれほど大きな影響力はない。しかし、長くやっているだけあり、SNSを通さずに直接読んでくれている方も多い。本当にありがたい限り…。
そんな中で当時もこんな事を書いていたんだとふと読み返してみたブログがある。
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好きこそものの・・・と言いますが、さすがに日々の仕事の中でこういったことを見つけることって簡単ではありません。ただ、「やりがい」を感じる場面が多いほど、またモチベーションが上がる事が多いほど、仕事って好きになる気がします。いま当社は年に二回の社員面接。社員の声を聞きながら指導だけでなく、好きになる道筋、助言をしていく事も大切だなと感じています。
今に比べると随分文章量が少ないが、ただ当時から僕には珍しくこんなことを書いていたんだなと思った。もう10年も前に今では巷で言われている好きなことを仕事にというメッセージが当たり前なように書いていたんだと。そう思うとちょっと不思議でもある。
あらためてブログというのは読み返すことができるから面白い。そしてその考えを振り返られるから。昨今、就活の学生はありがたいことに自分のブログを読んできてくれる。事前に自分の考えを理解してくれるからある意味では関係性がすでに構築されているというわけ。
世の経営者の皆さん、書いてみては如何でしょうか。先々自分が引退した後に、後々の後継者がブログを目にした時に、会社の文化や歴史を認識すると思う。そういった意味ではいい伝承になると・・・。
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