URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

いい加減にしなさい。

非常事態の時に、中枢に携わる人のとるべき行動は明確であり、事が終息した段階で企業であればトップと幹部は辞任が常道。企業の不祥事でトップが責任を取って辞任する絵はよく目にします。そしてその行動が「けじめ」にもなります。
しかし、今回の首相の不信任案、野党だけでなく与党内からも退陣要求が出ていますが、この絵を国民は一体どう見ているのでしょうか。被災地の人は「選挙どころではない」と冷ややかですし、多くの国民もそう思っていると思います。まずは復興が優先だろうと…。しかし永田町という場所にいるとその空気が感じないようです。
非常事態にもかかわらず、野党は今のトップなら選挙で勝てる、与党であれば身内の怨念という、本来の政治とかけ離れたところに理由があるようにしか感じません。批判するなら…「じゃあ誰???」と言いたいところですが、名前が上がらないのが与野党も現実。いっそドイツ同様一国の総理に不信任をするなら「代わり」を明確にすべきだと思います。
政治家にとって有権者である国民は大切なお客様。いまお客様が期待している事は「復興に向かってまい進する国の具体的姿」であり、スキャンダルまがいの週刊誌にある「政局」を望んではいません。「○○まで終息したら辞任」と首相は言明していいでしょうし、それと引き換えでも良いですから与野党の壁を越えての復興支援を具体的にする事で「顧客満足」が実現するはずです。
仮設住宅に入れない人が数多くいる現状、そして中小企業経営者は復興さえままならない状況、こういう時こそ政治が明確なビジョンを示して、とにかく「明るい未来」を絵に描き形にしていく時だと思います。企業の社会的責任「CSR」…声高に叫ばれる言葉ですが、この言葉こそ今の政治家の方に認識すべきだと思います。
こんなごたごたの時だからこそ…政治家としてではなく、その人の個人の「人間性」がみえてしまいます。「志」が本物か否か…政治家の皆さん、国民は見ています。このごたごたは先々大きなしっぺ返しがくると思ってください。・・・しかし、あんまり頭にきているので、今日のブログは支離滅裂。発信する私も…「反省」です。


コメント

タイトルとURLをコピーしました