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まずは置かれた状況にどっぷり浸かること

事業継承

好きな事をやる

この言葉を最近とても多く耳にするようになった。確かに自分が没頭できる事を仕事にすればそれに越したことはない。しかし、この行動はかなり勇気のあることだと思う。

好きな事をするというのは自己責任が伴う。好きな事をするには徹底して腹をくくるほどのことじゃあないと成果は出せない。したがって、好きな事を生業としている人を、僕は尊敬している。

■後継社長の多くは好きな仕事とはなかなか言えないのではないか

僕自身、好きな仕事とは長く思ってはいなかった。むしろやらされ感満載 😥 の気持ちだった。

でも今では好きなようにさせてもらっている。教職にいたこともあり、人に伝えるのはやはり好きだし、最近は中学校現場にも立てるようになった。それも教育課程には縛られない、自身の経験をもとに伝えられる立場としてだ。

■ここまで来るにはやはり時間がかかる。

後継者にとって、実は好きになるにはまず置かれた状況にどっぷり浸かることだと思う。浸かることで新たな発見があるかもしれない。もちろん、向き不向きはあるので、不向きなことは人に任せるようにすれば良い。

これは我々印刷業界に限ったことかもしれないが、情報革新が目まぐるしくはやい。よほどの特殊な印刷技術の仕事でない限りは、手の内に入れて行く間に新たな技術が登場してしまう。

だから我々の業界に限って言えば、一通り会社のことが分かったら、

どの部分を自分でやって行くか

どの部分は任せるか

を考えた方がいいと思う。

後継者のスキルとして求められるのは、

 ➡ マーケティング

 ➡ 財務

 ➡ コミュニケーション

と、国際後継者フォーラムの二条彪先生は言っている。マーケティングと財務は学ぶことで高められるが、コミュニケーションは社員との一体感を出して行くために、トップにとって絶対欠かせない。

何もかもできる訳ではない。であれは一通り体験して、総論を知っておけばいいと思う。その方が大局を見れるから。万が一現場から

 😡 大変なことが分からないのに言うな

ぐらいの声があるかもしれない(以前僕の若い時にはよく言われた)

そんな時はこう言おう

 😉 だから給料をお支払いしてプロにやってもらっているんじゃないか

と。だって事実だからね。

と言いながら、社長になるにも、幹部社員としての信頼を得る心構えは同じ。それがあって初めて好きなこと、理想とするビジョンへの実現へ向かって始動する。まずは

置かれた状況にどっぷり浸かること

こういう絵を僕はずっと目指してきた。一足飛びに実現できるわけじゃあない。

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