社員はそれぞれの立場で頑張っている。サボってやろうなんで思っている社員はいない。でも一生懸命にやっている視点やミッションはそれぞれで違う。
社会人になりたての人たちの一生懸命は
〇先輩社員よりも動く
〇自分のことよりも部署のこと。
〇朝来たらまずは清掃
➡ 仕事が一人前でないから、下働きを一生懸命にする事だ。
仕事がある程度覚えて動けるようになれば
〇会社全体の生産性を考え、自分の仕事を工夫して利益を上げる事。
➡ 要するに言われたことをただやっていちゃいけない。
後輩ができたら
〇後輩が成長するようにフォローしたり、
〇後輩の悩み事に相談に乗ったり、
➡ 自分だけの仕事から一歩範囲を広げる
部署の責任者になったら
〇部下を育てていくこと
➡ 会社全体の利益を考えた言動や指導
が求められる。
つまり、その立場によって求められるスキルや結果は違ってくる。
仕事で成果を上げるのは上席になれば当然であり、自分の持っているスキルを如何に伝えて育てるかが評価となる。
だから会社はそのポジションにあった教育機会を与えなくてはならないと僕は思っている。
組織が大きい大企業であれば、評価項目で明確になっている。でも組織が小さい中小企業は全ての状況が見えてしまうので、ついつい成果を上げている視点がキャリアを関係なく一緒になりがちだと思う。
これは社員に普段からしっかりと伝えないといけないと思う一方で、これにあった外部研修を提供すべきだと感じている。実際に自分の周りで会社規模の大小に関わらず、地道にやっている会社は多い。
外部研修はある意味では他流試合。自社の立場だけでは見えてこない自身に求められるミッションが、外部の人たちとの関りで見えてくることは多いからである。頑張っている方向をちゃんと示していくことも会社の使命だと思う。
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