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ありえない提案をしていないか…

先日ある研修会社の営業の方が一度会いたいという事で来社されました。この研修会社の講義は、ある会で一度聞いた事があります。コミュニケーションという難しい切り口で研修を提案し、なかなか良い内容です。
さてさてどんな内容かと、聞きながら???と言う気持ちになってきました。実績を聞くと幹部研修では40名ぐらいの企業規模、どうも当社に伝えたい内容が大きすぎるのです。取引先をよくよく聞くと、大体100名前後の企業相手にこの名古屋では教育のお手伝いをしているとか。
金額も一日100万! 研修の中身は素晴らしいものがありますが、ありえないなと思いお引き取り頂きました。ありえないという意味は、金額がありえないのではなく、そもそも30名程度の当社にそのプレゼンを持ってくる事がありえないと思ったのです。
多くの研修会社やコンサルタントが受講料と称していろいろな金額設定をしています。事業主や社長個人がお金をかける場合、その値ごろ感を決めるのは個人ですので、いくらでも構いません。しかし一日で100万というのは、我々の企業規模ではありえない額だと思うのです。
こうした事は、ひょっとすると自社でもあるのではないかと思いました。業界の常識は世間の非常識という言葉をよく使いますが、自分たちが当たり前という金額が、今回のようにありえないと思われてしまう事を当社でもしていないか思った次第です。
金額は受け取る側の裁量になりますが、それでも一般的な金額、値ごろ感を持って提示をしないといけないなと感じます。その金額が無理であれば、値ごろ感に合うサービス内容にしないといけないと感じた次第です。
ただ誤解のないように言っておきますが、ノウハウというのは持っている方に値段の価値の優先があります。従ってこれ以上は譲れないという金額はあっていいと思っています。大切なのは相手にあった金額かということ。
当社は比較的社員教育にお金をかけている方だと思っています。それでも今回はさすがに驚いてしまいました。教育にお金をかける事は大切ですが、「身の丈」は必要だと感じています。そして知らないうちに「ありえない提案」をしていないか、自社に置き換えてふと感じた自体です。


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