ブーケ | 消費者詐欺被害センター

「客を取り扱うこと。待遇。」これ「もてなし」の意味です。辞書を引っ張ると「『おもてなし』は「もてなし」に丁寧語「お」を付けた言葉であり、「もてなし」の語源は「モノを持って成し遂げる」という意味だとか。
もう一つ、「表裏なし」つまり表裏のない「心」でお客様をお迎えすることも指しており、人の生活する場、すべて人に言える言葉として使われています。「心でお迎えする」というのが何とも日本らしい意味と思いませんか。
いま日本中で「おもてなし」という言葉が話題になっています。ご存知オリンピック招致で滝川クリステルさんがプレゼンテーションで発した言葉です。「お・も・て・な・し」言葉と同時に発する手の動きはしばらく話題になりそうです。
私も最近この「おもてなし」を意識するようになりました。勉強会でご一緒させていただいた日本ウエストンさんの臼井社長との出会いがきっかけです。私どもが会社訪問をさせて頂いた時の、驚くほどのおもてなしが強く印象に残っています。
その時にあらためてこの言葉を意識するようになりました。それがきっかけとなり、当社でも来社された方にできるだけのおもてなしをするように努め、活動を通して「おもてなし」という事を社員にも意識してもらうようにしています。
お客様の笑顔に接すること、感謝の言葉を直接聞くことで、普段はお客様と直接触れ合う事のない社員も心が和みます。ささやかですが、こうしたおもてなしの継続は「社員教育」につながっていくと感じています。
何気なく使っていたこの「おもてなし」という言葉。今回、世界に発信することで、この言葉の持つ日本人らしい「所作」を意識できました。そして何とも心温かい言葉だと感じています。
オリンピック招致という話題もあるのでしょうが、きっかけとなったこの言葉が話題になることが個人的には嬉しいなと。明るい社風の構築として「おもてなし」という言葉に、しばらくはよりこだわってみたいと思います。
?

Tweet