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学びの場

先週末の印刷技術協会の講師は久々に汗をかきました。受講生はたった7人ですが、幹部や後継者という特殊な事情もあり、「学ぼう」という姿勢が普段よりもより強く感じたからです。
スタート前に一時間当たりどれだけの費用がかかっているのかを計算しました。会場費が安いとはいえ、宿泊費込みでの計算で少々乱暴ですが、時間当たり1万円の計算になります。
今年の参加は少ないそうですが、それでも毎年のように社員を派遣してくれる会社があるそうです。中には沖縄からの参加者もいました。東京で行われるこうした研修は遠方からの参加が比較的多いですが、業界の研修としてはかなりレアなケースだと思います。
参加企業の規模は数十人から200人を超える企業ばかり。印刷業界では大手の会社ばかりです。「大企業だから行かせられるのだ」という声が聞こえそうですが、受講料の他に交通費も加えると決して安くありません。いや、かなり高価だと思います。それでもそうした教育の機会を与える会社だからこそ、成長していくのだとあらためて感じた次第です。
印刷業界は大変厳しい状況にあります。しかし幹部社員をきちっと育成していこうという姿勢のある会社があるのをみると、企業間で益々差が開いてしまうのだとあらためて感じてしまいました。
わずか7人の参加でしたが、役職者の人ばかりの参加ですので聞く姿勢が違います。大勢の方が大変と思われがちですが、受講生の表情を間近に見られるだけに大きなプレッシャーを感じました。
「学ぼうとする姿勢」は案外経営者ばかりの講義の方が「ゆるい」気がします。当社よりも立派な会社の方たちに講義の機会をいただき、当社の強みと不足を肌で感じた今回の講義。この経験を自社に生かしたいと強く感じました。
学びは実はお互いの立場であるのですね。受講生の皆様ありがとうございました。頑張ってください。そして私もいい勉強をさせていただきました。


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