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惜しいなと思う営業

一昨日当社と関わりのある営業が東京転勤という事で当社に挨拶に来社しました。広告業界では名の知れたセミナーや出版をしている会社です。彼と知り合って数年が経過していますが、たまに来社し多くの情報交換をしてきました。
彼の営業が優れているのは、人の懐に入る術を持っていること。「チョット教えてほしい…」と必ず事前に電話があり来社していました。人の気持ちというのは不思議なもので、「教えて」と言われるとなんとなく「任せとけ」という感じになります。
自分が印刷関連の役員をしていた事もありますが、彼にとって新たな情報が必要な時に、先の言葉で電話をいただきました。そしてもう一つ感心するのは彼の記憶力。まだ40代という若さもありますが、本当に驚くほどの記憶を持っています。おそらく彼なりの工夫があるのだと思います。
その工夫の一つがメモを取る事。話をしているとさっとメモ帳を取り出します。私の些細な言葉もメモを取る姿を見るとまさに営業マンとして必要な資質を普段から出していることを感じます。
一方で彼の押しの強さも私が気にいっている部分、私の質問にも自分なりの感想をしっかりと入れて応えてくれる姿は、優れた営業そのものだという事を実感します。
営業には臭覚みたいなものが必要です。その臭覚は先のように出向いて人の話を聞きながら相手から「引き出す」という感じでしょうか。彼にはそうした部分が兼ね備わっていることを実感します。
多くの営業が今までにも「転勤します」と言って挨拶にきました。その中で「惜しいな」と思う営業はそうそう多くありません。実は彼の転勤先は東京の本社、やはり成果を上げていく人はそれなりに評価を得ていることをあらためて感じます。
結局売り上げがどうこう言っても、大切なのは人のマインド…。彼を見ていてあらためて感じた次第です。次回戻ってくるとしたら10年後?? 名古屋支店長かな…私は引退してるかな(^^;)


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