明日は久々に中学生を前に講義をします。小牧市社会福祉協議会の中学生ボランティアの講習で、メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)の講義をする事となります。なんと100
名もの中学生が集まると言いますから、あらためてMUDに対する考え方が認知されていることを感じます。
ところで、昨年も中学生200名を前に講義をさせて頂きました。「元々先生だったから得意でしょ…」と言われますが、そんなことはありません。教壇に立っていたのは、8年程度、社会人になって30年以上になりますが、そのうちの4分の1にしかすぎません。
普段いろいろなところで話をさせて頂く機会はあるものの、やはり中学生ともなると勝手が違います。それは、話の内容がつまらないと、すぐに飽きてしまう・・・という事が手に取るようにわかるからです。
大人の世界であれば、そのあたりは「我慢」して装いますが、子どもはその点ストレート。従って関心を持ってもらうように話を進めなくてはいけません。
授業には指導案というものがあります。要は一時間の授業をしていくにあたってのストーリーであり、設計図のようなものです。これをしっかりと作ることがポイントです。
「話が上手いですね」と言われる裏には、こうした仕込みがあります。事前にどんなストーリーで話をするかをシュミレーションするのです。これはこうした講義に限らず、挨拶でも同じこと。
話下手の大半は、準備不足だと思っています。何事もしっかりと準備をして初めて相手も耳を傾けてくれるものだと思います。という事で、明日は自身の話が如何に伝わるかを知るチャンスでもあると思っています。
といっても私の役目はMUDをしっかりと伝え、彼ら彼女たちのボランティア活動に役立てて頂く事です。そしてそれを通してMUDの大切さがより世間に認知されればと…。
それにしても、子どもたちを前にしての授業はかなりの神経を使います。今から東京出張、しっかりと新幹線車内で仕込みをします。
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