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先日岩手県の釜石保育園から可愛いメッセージカードが届きました。実はkodomiru※の活動の一環で「東日本に本を届けよう」の活動に当社は折り紙を送りました。そのお礼状です。園児の活動の様子、そして先生と園児の写真、遠く離れた被災地から送られてきたカードです。
「子供たちの笑顔が釜石の復興につながる」といった園長先生のメッセージが添えられていました。支援活動にささやかですが、関わらせていただきました。しかし支援した先の様子を知ることはなかなかありません。それだけにこうしたメッセージをいただく事で「つながっている」事を実感しています。
先週の土曜日に業界の「業態変革」のビデオを社員と共に見ていました。神奈川県の大川印刷さんの社長が語られていた言葉が印象的でした。「CSRは余裕があるからやるのでなく、本気でやるから支持を得られ継続の力となる…」と。この印刷会社のCSRの取り組みは徹底しています。インターシップの受け入れも独自の課題を与えて会社を通じて社会参加をさせています。
当社はこの会社の取組までは遠く及びません。ただ「続けていく…」事は経営者として大切にしています。今回の震災支援、派手な事はできませんし、ボランティアにも行っていません。ただ、その会社に合ったそれこそ「身の丈に合った」活動を続けていくことがまずは大切なことだと感じています。
先の折り紙、当社が作成した色弱者に配慮した折り紙です。色の判別に配慮した折り紙、男性の20人に1人は程度の差こそあれ色弱だと言われています。そんな折り紙を送る事で子供たちにも喜んでもらい、合わせてそうした人たちがいる事も分かっていただけると思っています。
我々の住む名古屋と東北…日ごろは全く縁がありませんが、こうしたやり取りをする事で、ささやかですが「縁」を感じ、「絆」を感じています。時間の経過とともに人々の記憶から少しずつ遠ざかってしまうのが、悲しい現実。こうしたメッセージはあらためて被災地の人への思いを想起する事となりました。派手な事は何もできませんが、記憶をつなげていく事も私たちなりのささやかな支援だと感じています。
※http://www.kodomiru.com/
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