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複雑な思い

いろいろな団体があります。具体的な名前は差し控えますが、国の施策をバックアップするようなボランティアの団体です。私の父親も晩年、正確には私が入社して数年たった頃から、そうした役を数多く引き受けるようになりました。
先代が他界した事を期に、退会をさせて頂こうと思っていたのですが、どうしても手伝ってほしいと懇願されいくつか今も続けています。ある団体で先日役員の改選がありました。長年に渡り会長をしていた方が退任をされたのですが、ここでひとつ困ったことが発生したのです。
それは後任がいないという事。実はその会の構成メンバーがほぼ父親世代なのです。要は同じように年を取っていく事となり、後をやる人がいないという事態に。そこで私に役員に入ってほしいということになりました。
人からの依頼はできるだけお手伝いするようにと先代から言われてきましたので、本来は断らないのですが、お察しの通りこの役を受けると先はみえています。私の親の世代と役員をやると言うことは、要は今後この会の責任はすべて私が背負うことになります。
そもそもこの会、私どもの会社が引き受ける会ではありません。商店街の理事長を先代が引き受けていた際に出席していましたので、製造業のわれわれにはあまり縁がないのです。
こうした団体は他にも結構あるのではないでしょうか。後継者不足で組合自体が存続できないという話があるほどです。多くの団体で会自体の存続さえ危ういというと聞きます。
行政の発信をお手伝いする役目でできた団体は数多くあります。しかし、加入者数が年々減少し加入者の平均年齢が上がっていくとしたら、そもそもそういった集まり自体を維持していくのが厳しいのではと思います。
行政側もこうした団体の存続が必要であれば任せっきりでは立ち行かないと感じます。先代もどうしてもと請われて参加したのがそもそものスタート。人の為に骨を折っていた先代は大変に評判の良い人でした。さて息子である私、頑なにお断りしている姿は明らかに父親と比較されるだろうなぁ。
と・・・複雑な思いでいます(苦笑) こうした会をそろそろ整理する時に来ているのでは・・・と思っているのですが。?


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