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ミスマッチ

先日お世話になった方から相談がありました。DVDの制作ができないかと…。昨今、教育現場では映像や写真、音声を駆使して先生たちの手で制作しています。従って以前であればかなりハードルの高かったこうした作業も、ソフトの発達によってパソコンの趣味のある人でしたらある程度の事ができてしまいます。
ところが…誰でもできるわけではありません。いくらソフトが使いやすくなったとしても、すぐにビデオを録画するのと訳が違います(私にとっては、昨今の番組録画は一苦労ですが…)。従ってできる人が転勤してしまうと、次の年に困ってしまうという現実があります。
多くの職場でこうした事があるのではないでしょうか。そしてこうした毎年職員が変わっていくような職場では、ついついその職員の好意に甘えてしまう現状が数多くある様な気がします。ところが、好意でやる事で、あとが困ってしまう…語弊があるかもしれませんが「有難迷惑…」って事になりかねません。
最近この手の相談が増えてきました。こうした事は、おおむね個人の好意によって成り立っています。従って予算もほとんどとっていません。ところがこれを業者に委託するとなると…お分かりだと思いますが、びっくりする金額になってしまいます。
業者はお金をいただく訳ですから、それ相応の仕上げを目指します。要はお金を取れる仕事をします。同じ動画を見せるのにもちょっと凝った見せ方、音楽の入れ方…そして何よりもデザイン重視で作成します。ところが発注する現場はそこまでのグレードを求めていない場合がほとんどです。
こうした発注者側と受注側のミスマッチによる案件が実は数多く埋もれているような気がします。誰でもデータが作れるこの時代…「そこそこ」で十分という発注者側と、お金をいただくならという業者側と…。そこにビジネスチャンスがあるのではないかと思っています。
しかし…困って電話をいただく…ありがたいことだと思います。会社としての評価はこうした時に表れるものですね。お客様に評価をいただけるありがたい瞬間です。こんな依頼が増えていけるように全社で取り組んでいきたいと感じています。


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