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ほどほど

今年の三月にふくらはぎを怪我して以来、三か月以上にも及ぶリハビリに終止符を先日打ちました。整形外科のリハビリと言えば、高齢者が多いのが現実。50代半ばとはいえ若い部類に入ります。
おとり寄りに混じっての三か月以上に及ぶリハビリ。職員の方から「卒業ですね」なんて冷やかされました。日にち薬とはいえ、今回ばかりはきちっと治そうと思って通ったリハビリ、一週間経過して手ごたえを感じていた矢先に、ギックリ腰をやってしまいました。
左の腰に力が入らず、激痛を伴い寝返りさえ不自由な状態。無理な事もせず、毎日柔軟と腹筋背筋を行ってケアに努めていたのですが…。思い当たるとすれば長時間車に乗っていたぐらい、いやはや自身にあきれてしまいました。
そんな矢先に連絡をもらった異業種交流で同世代の仲間の死。死因は胃癌だそうです。5月に発覚したそうですが、その時には手遅れだったとか。自覚症状もほとんどなく、のどにものが詰まるからと医師にかかったところ末期だったと言います。
きちっと検診を受けていたにもかかわらず、まさかの死。抗がん剤治療をせず、自力で治そうとしていたとのことで、最後はやせ細ってしまったそうです。
先日のブログにも書きましたが、我々の50歳という年代は、体に軋みのようなものが出てくる年代だと感じています。若い頃なら体の各部位が補完し合って帳尻を合わせていたはずですが、その補完が出来なくなってきたのだと思います。
幸い私は腰ですので、命に別状はありませんが、こんなことがあると、今まで普通に無理をしてきた事に躊躇するようになってくるなと思います。
私の場合は幸い死に至るわけではありません。しかし同じ経営者として友人の会社は今後どうしていくのだろうと気になってしまいます。我々経営者は会社と大切な社員とその家族、協力会社を預かる立場、健康は経営者としての責務だと思います。
「無理をして突っ走る」これが美徳だと若い頃は思っていました。今は自分一人の体ではない・・・あらためて肝に銘じています。どこかで「無理するな」というお告げかも。「ほどほど」を大切にしなさいと言われているような気がします。


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