URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

新人君の成長

今春入社の新卒君の帰りがそろそろ毎晩遅くなってきました。彼女の配属先は営業。ご存知のように営業は日中外交に出かけていますので、どうしても帰社してからの仕事が多くなってしまいます。
現場であれば時間から時間という勤務で自身のペースで仕事を組み立てやすいですが、営業は相手がありますので、相手のペースで仕事をすることが多いもの。ましてやお客様との打ち合わせの準備などをしているとあっという間に遅くなってしまいます。
しかし、ここは一番大切な時期でもあります。オーバーワークは勿論避けなければいけませんが、逆に鉄は熱いうちに・・・という言葉も必要だと思っています。
毎年の事ですが、新卒とは1年近く交換日記をしています。どんな一週間を過ごしたか、どんなことに戸惑っているか、先輩社員がどう指導しているか…。そうした事を掴んでいくためです。そして何よりもいつも見ているという経営トップとしてのメッセージでもあります。
もちろん、このやり方は我々のような小企業だからこそだと思います。大企業であれば組織がしっかりしていますし、何よりも同世代の仲間がいますから、同じ境遇の中での連帯感が補えます。
しかし中小零細企業はそうしいきません。日々の業務に先輩社員も追われがちとなります。従って交換日記はそうしたフォローでもあります。
こうしたやり方が正解かはわかりません。いや社員教育に正解はないとも思っています。会社を取り巻く環境や風土に差があるからです。そして何よりもトップの個性が色濃く反映されるからです。
大切な事は信じた事を積み重ねていく事だと思っています。積み重ねる事で自身の「色」が出るのではないでしょうか。
先の新卒君、これから約一年間、大変な日々を送るでしょう。しかしそうした経験が数多いほど、力になっていくと信じています。新人君のこれからの成長が楽しみです。そして表情や言動をひそかに注意することが私の務めだと思います。いよいよ社会に船出…です。


コメント

タイトルとURLをコピーしました